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いよいよ17日開幕!舞台「殺人の告白」稽古場レポート

6月17日(金)にサンシャイン劇場にて開幕する、舞台「殺人の告白」の稽古場レポートが到着。開幕直前の稽古場の様子をお届けする。

本作は、2012年に韓国で公開された映画「殺人の告白」の初舞台化作品である。新鋭チョン・ビョンギル監督が、韓国史上最悪の連続殺人事件とも言われている、実際に起きた「華城(ファソン)連続殺人事件」からインスピレーションを得て描いたサスペンスで、2017年には日本で映画「22年目の告白~私が殺人犯です」のタイトルでリメイクされている。

6月某日、既に稽古場には舞台セットが建てられていた。高低差のあるセットからどのような仕掛けが飛び出すのか、否が応でも期待が高まる。稽古では、1つのシーンに1時間以上をかけ、じっくりと動きの確認が行われていた。一度通しては、演出のヨリコ ジュンが役者へ問いかけ、話し合い、細かく修正をし、また通してみる。決して一方的ではなく、全員で意見を交わして作り上げている印象だ。

休憩中、セリフを練習するユナクに、隣の席に座る堂珍が日本語のイントネーションを教えていた。ひとつの単語を何度も交互に発音しながら自然な日本語のイントネーションへと近づけていた。別の場所へ目をやると、岡田浩暉が息子役の白又敦へ動きのアドバイスをしている。役者同士が積極的にコミュニケーションを取っている姿に、作品の張りつめたイメージとは裏腹に、カンパニーのあたたかさを感じる。

ひとたびシーン通しが始まると、さきほどまでの和気あいあいとした雰囲気が一変し、息をするのも忘れるほどの張りつめた空気が流れる。役者の気迫に圧倒され、身動きが取れないほど見入ってしまった。痛いほどに突き刺さる役者の叫びと、激しいアクションに、きっと誰もが心を鷲掴みにされるだろう。

時効成立後、突然自らの罪を告白し世間の注目を集める容姿端麗な連続殺人犯イ・ドゥソク(ユナク)と、事件を執拗に追う刑事チェ・ヒョング(堂珍嘉邦)、そして愛する人を失った残された者たち、それぞれの思惑がぶつかり、国を揺るがす犯罪ショーへと発展する。舞台は、いよいよ今週6月17日(金)サンシャイン劇場にて開幕する。

舞台「殺人の告白」は、2022年6月17日(金)~26日(日)サンシャイン劇場にて上演。チケット好評発売中!チケット詳細は公式HPにてhttp://s-kokuhaku-stage.com/


公演概要
舞台「殺人の告白」
【出演】
イ・ドゥソグ/ユナク
チェ・ヒョング/堂珍嘉邦
グァンス/小南光司
チョン・スヨン/岡田夢以
カン・ドゥヒョク/日向野 祥
チョン・テソク/白又敦
チェ・ガンスク/加藤里保菜
オ・ソヨン/大林素子
J/前川泰之
チョン・ウヌ/岡田浩暉
【原作】 Jung Byung-gil
【脚本・演出・映像】 ヨリコ・ジュン
【協力】 SHOW BOX
【日時/会場】 2022年6月17日(金)~26日(日) サンシャイン劇場
【チケット料金】 全席指定 9,900円(税込)
※ご購入後の返金・クレーム及びお席の振替は一切お受けできません。予めご了承ください。
【チケット発売日】 3月22日(火)18:00~
【主催】 舞台「殺人の告白」製作委員会
【お問い合わせ】 サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)
【公式HP】 http://s-kokuhaku-stage.com/
【公式Twitter】 @s_kokuhaku