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橋本良亮(A.B.C-Z)さんの「素顔」に迫る一問一答公開!音楽劇『逃げろ!』

モーツァルトの3本の傑作オペラの台本を書いたイタリアの詩人・台本作家奇想天外な”ロレンツォ・ダ・ポンテ”の “逃げる”人生を鋭く描く、音楽劇『逃げろ!』~モーツァルトの台本作者 ロレンツォ・ダ・ポンテ~ が、2023年2月10日(金)~3月1日(水)まで、福岡、大阪、東京で上演される。
上演台本・演出の鈴木勝秀が、史実をもとにロック・アレンジされた疾走感あふれる音楽にのせて、”ROCKバカ芝居”の集大成に挑む。
そこで今回は、イタリアの詩人で台本作家、自称天才の“ロレンツォ・ダ・ポンテ”を演じる橋本良亮(A.B.C-Z)さんにインタビューを決行。鈴木勝秀氏と3度目のタッグとなる橋本さんの本作にかける思いを伺った。

――演出の鈴木勝秀さんとは、朗読劇『ピース』-peace or piece? (2021)と続いてますが、ご出演が決まっていかがでしょうか。

スズカツ(鈴木勝秀)さんとご一緒するのは3回目になるんですが、ロックテイストの舞台には初めて出演させていただきます。以前、メンバーの塚ちゃん(塚田僚一)が出演した『Mogut(モグー)』(2021)もロックっぽかったので、スズカツさん=ロックというイメージがあります。だからやっとその世界に自分も入れるんだと思うとすごく嬉しいです。あと、モーツァルトの曲をロックにアレンジするらしいのでそこも楽しみですね。モーツァルトが生きた時代にロックはなかったので、クラシックとロックの融合がどんな感じになるのか楽しみですよね。

――ミュージカル『スワンキング』(2022)で本格ミュージカルに挑戦されていかがでしたか?

ゼロからのスタートでしたけど、難しかったなって(笑)。今振り返ってみても難しいと思うんですけど、またやりたいという境地はあったので、こうやって音楽がある舞台のお話をいただいたのは嬉しいです。

――ミュージカルの歌い方は普段のアイドルとしての歌い方とは違いますか?

全然違いますね。舞台に立つと歌声というか発声が切り替わるので、この仕事だったらこの歌声というふうに体がなるんです。この歌はこの声の出し方というのを体が覚えているので、自分のグループに戻ったら橋本良亮の歌声になっちゃう。だから今回もA.B.C-Z じゃない橋本良亮が見れるんじゃないかなと思います。

――ファンの方も楽しみですね。

そう思っていただけると嬉しいです。ミュージカルって曲の中でストーリーを伝えるじゃないですか。でも、今回の作品についてはどうなんだろうって。ロックでお話を伝えるのか、メロディーで伝えるのか、歌詞で伝えるのか。だから全く新しいものになると思います。

――今回、朗読劇『ピース』でご一緒した篠井英介さんもいらっしゃいますね。

すごく楽しみですね。篠井さんはいるだけでマイナスイオンというか、パワースポットじゃないですけど、「なんだ!このマイナスイオンは!?」っていう感じが毎回稽古に入るたびにありました。俺、浄化されてるなって(笑)。すごく優しい方なので、またマイナスイオンが漂うお稽古場になるんじゃないでしょうか。

橋本良亮(A.B.C-Z)さんの『素顔』に迫る一問一答!

――Q.音楽に深く関わる本作。あなたが影響を受けた音楽はありますか?

懐メロが好きですね。両親がずっと90時代の曲を歌っていたので、それがずっと耳に残っている感じです。初めて買ったCDがKinKi Kidsさんの『硝子の少年』なんですけど、これはお姉ちゃんがどうしてもほしくて割り勘しようって言われて買った思い出があります。

――本作のタイトルである『逃げろ!』にちなんで、『逃げろ!オレ』。何から逃げてる?

んーー(考えて)、逃げ出したいことはないですね。

――逃げたいなと思うことがあまりないですか?

そうですね。立ち向かう前までは逃げたくなる気持ちはあるんですけど、始まってしまえば、「どんとこい!」という気持ちになります。逃げてもしょうがないだろうって思うし、どうせ捕まるから真正面から当たっていこうっていう感じかな(笑)。僕は多趣味なのでどちらかというと追いかけたい。自分が好きなものを追求していくエネルギーがすごいんです(笑)。

――自身の波乱万丈な人生を主観的に語った『回想録』を出版したダ・ポンテ。これまであなたの人生を振り返っていかがですか?

いろいろあったけど、この先にまだまだ大きなことが待っていると思うし、まだまだ成長段階だと思っています。でも、この成長段階のわりにはいろんなことを経験させてもらってるなという思いがあって、今年でデビュー10周年なんですけど、10年以上のものを得られているなと思っています。だからこの先無限大だなって。これが人生の山場なんじゃないかというくらい辛い時期もありましたけど、こうやってたくさんのチャンスがあるということを後輩たちにも伝えていきたいと思っています。そう考えれば気持ちも楽になると思うし、大きくなれるんじゃないかなって。考え込み過ぎちゃうと縮んじゃうから。空間を大きくしてため込まないことを僕は大事にしています。

――それはこれまでの成功体験からの学びでしょうか。

成功体験というより、さっきお話した「逃げていてもしょうがいない」という意味で、「真正面からこいや!」っていう気持ちの方が楽なのかなっていう気がします。逃げてたらずっと逃げっぱなしになると思うから。

――それはジャニーズに入られる前から持っていた考え方なんでしょうか?

ジャニーズに入る前からそういう性格なのかもしれないですね。なぜなら夏休みの宿題を先に終わらせてあとは自分の時間を思う存分楽しむ人だったので(笑)。だから今もそういう感覚を持ってやっているのかもしれない。

――公演中の楽屋に必ず持って行く、必須アイテムベスト3は?

最近でいうとカメラとパン(笑)。あとひとつ・・はアロマかな。香りは大事かな。

――何のためになら、朝ベッドから飛び起きれる?

僕この1、2年朝起きるのが早いんですよ(笑)。コロナが始まってからなのか、千葉テレビで朝の番組に出せてもらってからなのか分からないんですけど。番組の前の日に、夜の11時に仕事が終わって、「うわっ。ちょっとしか寝れない」って思うんですけど、なんかパッと起きちゃうんですよね。

――目覚まし時計が鳴る前に起るんですか?

これは考えられないんですけど・・たぶん俺しかやったらだめでほかのメンバーにはやらせたくないんですけど、アラームをかけてないんです(笑)。

――怖い!!

めっちゃ怖いですよ(笑)。毎週金曜日だけはアラームをかけていたんですけど、最近はかけてないんです。なぜならその前に起きちゃうから。なんなら体内時計を設定して、明日はこの時間に起きようと思って寝るとその時間に起きれる。アラームをかけててもその前に起きちゃうから、一回アラームをかけずにやってみようと思ったらできたんです。ぜっったい、他の4人にやらせちゃいけない(笑)。僕は、仕事が始まる前にやりたいことがたくさんあって、クッキー作りや録り溜めている映画を観たり、そういう楽しみがあるから早く起きられるんだと思う。

――今回、初めましての出演者の方もいらっしゃると思います。「私の取扱説明書」重要事項を教えてください。

多趣味で嫌なことはすぐに顔に出ます。それとオムライス大好き(笑)。あと角煮も。

――ポーカーフェイスでいらっしゃるようにも見えますが。

そう言う人もいます。でもバレる人にはバレます(笑)。隠そうと思ってないし、前面に嫌な顔をしてやろうと思ってます(笑)。気付けよ~みたいな(笑)。でもここは出したらダメだなというところでは出さない。単純なんです。だから意外と説明書はいらないです。単純すぎるから(笑)。

――日常生活のプラスアルファは?

最近ハマってるのはカプセルトイ。

――あれは取ってどうするんでしょうか・・?

それを言っちゃあおしまいなんですよ!(笑)。それが好きでやってるんで(笑)。

――すみません(笑)。何が出るかを楽しむと?

それもそうだし、前出したやつと被っちゃったら、「うわぁ。どうしようもないな」と思うのも楽しい。中身を飾る用のケースを買ってるんですよね。それをフィギュアみたいに眺めてます。目で楽しんでますから!ちゃんと(笑)。

――お客様へのメッセージをお願いします

今回、ダ・ポンテ役をやらせていただきますが、すごく楽しみです。“ロックコメディ”というジャンルも、ロックを使った舞台というのも初めてですし、スズカツさんとは3回目で、篠井さんとも2回目の共演となりますので、僕にとっていろんな楽しみが混じっている舞台です。絶対に“ロックコメディ”と言っているだけのものは作り上げていきたいと思っていますし、モーツァルト役の(佐藤)流司くんと一緒に楽しい舞台を作り上げられたらなと思います。早く皆さんに観ていただきたいので、楽しみにしていてほしいです!

――橋本良亮さん、ありがとうございました!


公演概要
音楽劇『逃げろ!』~モーツァルトの台本作者 ロレンツォ・ダ・ポンテ~

上演台本・演出: 鈴木勝秀
音楽: 大嶋吾郎
出演: 橋本良亮(A.B.C-Z)
佐藤流司
渡邉美穂
弓木大和
内河啓介
細見大輔
篠井英介
村井國夫
ミュージシャン: 大嶋吾郎(Vo,G,Syn)
YOKAN (Reeds,Brass)
GRACE (Dr,Per,Vo)
【日程・会場】
<福岡公演>
2023年2月10日(金)~2月12日(日)キャナルシティ劇場
お問い合わせ:キョードー西日本 0570-09-2424(月曜日~土曜日 11:00~15:00)
<大阪公演>
2023年2月17日(金)~2月19日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日・土曜 11:00~18:00)
<東京公演>
2023年2月21日(火)~3月1日(水)新国立劇場中劇場
お問い合わせ:キョードー東京 0570-550-799(オペレーター 平日11:00~18:00/土日祝 10:00~18:00)
【チケット料金】全席指定 10,000円(税込)*料金は、福岡公演、大阪公演、東京公演ともに共通。
※ご購入後の返金・クレーム及びお席の振替は一切お受けできません。予めご了承ください。
チケット一般発売開始日:2023年1月15日(日)午前10時より
主催:エイベックス・エンタテインメント、クオーレ
【公式サイト】https://nigero-stage.com/
【公式Twitter】@nigero_stage