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「本番では最高のペアに」主演 HiHi Jets 井上瑞稀、7 MEN 侍 本髙克樹 出演 ミュージカル『ルーザーヴィル』製作発表記者会見レポート公開

2023年3月5日より東京・新橋演舞場、大阪・大阪松竹座、広島・上野学園ホール、愛知・御園座で上演される井上瑞稀(HiHi Jets / ジャニーズJr.)主演 ミュージカル「ルーザーヴィル」の製作発表記者会見が19日都内某所にて行われた。

イギリス・ロンドンのウエストエンドで上演された本作は、ロックバンドSon of Dorkのデビューアルバム「Welcome to Loserville」の楽曲を使用したミュージカル。1971年のアメリカを舞台に、夢に向かって奮闘する“ヲタク”たちの姿が描かれる。
“コンピューターヲタク”の主人公マイケル・ドーク役に井上。親友のルーカス役を本髙克樹(7 MEN 侍 / ジャニーズJr.)、マイケルの恋の相手である転校生のホリー役を高月彩良、マイケルと対立するエディ役を山本涼介、その恋人レイア役を青野紗穂が務める。また今回の日本初演版では、ウォーリー木下が演出を手がける。

会場には、単独初座長公演となる井上瑞稀(HiHi Jets / ジャニーズJr.)、本髙克樹(7 MEN 侍 / ジャニーズJr.)、高月彩良、山本涼介、青野紗穂、そしてが演出のウォーリー木下が登壇。本作への意気込みとそれぞれ質疑に答えた。

――まず、本作への意気込みをお聞かせください。

ウォーリー木下:この作品は「Son of Dork」というバンドの曲をもとに作られたミュージカルで、いわゆるジュークボックス・ミュージカルになります。ここ最近お客様と一緒に盛り上がるということができない時期が続いていますが、新橋演舞場という作品とは真逆な世界観のクラシカルな劇場で心の中でたくさん盛り上がって楽しんでいただけるような素晴らしい作品になっていると思います。こんなに若いキャストの皆さんと一緒にするできることも初めてかもしれません。僕も新しいチャレンジをしようと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください。

井上:僕にとって初めての主演ミュージカルで、初めてのミュージカルになるので今からワクワクしています。少し不安もありますが、ウォーリーさんをはじめ素敵な共演者さんのお力添えのもと、素敵なステージになったらなと思っております。

本髙:ずっとミュージカルに出たいと思っていたので、遂に自分も出られるという貴重な場をいただいて大変ありがたく思っております。ルーカスという役はマイケルを引っ張っていくと共に、周りのみんなに翻弄されながらちょっと不憫さもある。そんな人間味溢れる役になっています。井上瑞稀演じるマイケルの親友ということで仲良くやっていきたいんですけど、「どうやら井上と本髙はちょっと気まずそうだ」という声が出ておりまして…。決してそんなことはなくてですね。そう思われてしまうと「舞台上であいつら、無理をしているんじゃないか」とそんな見方もされてしまうのでこの場をお借りて言いますが、井上と本髙はチョー仲良いと認識していただけばと思います(笑)。

(一同笑い)

高月:今日初めて皆さんにお会いさせていただいて、このチームでこの作品を作り上げて行くんだと実感いたしました。彩り豊かな登場人物たちが出てきますし会話も多いミュージカルですので、みんなと仲良くなって自然にいろんなものが生まれるように試行錯誤して舞台を作っていけたらなと思います。

山本:僕もミュージカルが初めてですごく緊張をしています。ウォーリーさんとは何度かご一緒をさせていただいて、今回なんで僕が呼ばれたのかが未だに疑問なんですけど(笑)、ウォーリーさんに呼んでいただいた分、頑張っていきたいなと思っております。

青野:今歌稽古が始まっていて、たくさんの楽曲たちと出会っている最中なんですけど本当に素敵な曲が多くて。今回、同世代の方と一緒に舞台に立てることをとても嬉しく思っていますので、楽しみながら皆さんと演じていけたらなと思っております。

――井上さんはオタクの役を演じるにあたっていかがですか?

井上:僕、ほんとに機械が苦手で…(苦笑)。パソコンのタイピングも人差し指で打ちますし。(一同笑い)そこは自分とかなりかけ離れているところなのできっと苦労しますね(笑)。オタクという気持ちは理解できるんですけどコンピューターに関してはちょっと不安です。コンピューターの練習とか稽古に入ってくるかもしれないですね(笑)。

――ちなみにご自身は何のオタクですか?

井上:強いて言えば、今まで続けてきたジャニーズというのがオタクかなと思います。自分もすごくこの世界が好きなので。ジャニオタというやつです(笑)。

(一同笑い)

――本髙さんは、先ほど井上さんと仲が良いと仰っていましたが、もう少し説得力のある具体的なエピソードをいただけますか(笑)?

本髙:まだ伝わってなかったですか(笑)。僕が入所した時から先輩として一緒にお仕事をさせていただいていました。お互い『HiHi Jets』、『7 MEN 侍』になってからも同じLIVEに出させていただいたりと交流は結構あったんですが、気が知れた仲過ぎて喋らなくても成立してしまっているので、殺伐とした感じに見えてしまっただけですよね。井上さん?(隣の井上を見て)

井上:僕が人見知りなので、本髙は数少ない喋らなくても居心地のいい仲間と言いますか。それが喋らなさ過ぎて仲が良くなさそうという風に捉えられちゃうんですよね。ほんとは気を許している仲です。

本髙:ただひとつ気になるのは、うちのグループの佐々木大光から「瑞稀が本髙と何を喋っていいか分からないって言ってたよ」と言われて。ちょっとドキッとしました。

(一同笑い)

井上:ちょっとまだ…共通の趣味が見つかってなくて。本髙はすごく多趣味なんですけど共通する部分がまだなくて。久しぶりにお仕事をするので何を話そう?と大光にちょっと相談しました(笑)。

――大光さんからのアドバイスは?

井上:「何でも喋ってくれるよ」とは言ってくれたんですけど、いざ久しぶりに喋ると若干の気まずさはありますね(笑)。まだちょっと違和感はあります(笑)。久しぶり過ぎて。

本髙:そうなの?僕はなかったですけどね。(一同笑い)まだ二人で稽古ができていないので、これからという感じにはなるかなと。

井上:本番までには最高のペアになっていると思うので、それは楽しみにしていただけたらなと思います。

――山本さんは、何で僕が選ばれたんだろうと仰っていましたが、戸惑いはありましたか?

山本:そうですね。歌もダンスも苦手なジャンルではあるので(笑)。僕のダンスをウォーリーさんは見ているはずなんですが…呼ばれましたね(笑)。演出助手の方によると「歌を歌うことを忘れてた。でも呼んじゃった」みたいなことをウォーリーさんが言ってたみたいです(笑)。

――そのあたりウォーリーさんいかがですか?

ウォーリー木下:そうですね(笑)。でも僕はほんとに彼のことが大好きで。今回のエディという役はいわゆるいじめっ子なんですね。二人(マイケルとルーカス)のオタクのグループを、スクールカーストのトップの人間がいじめてるっていう設定で嫌なヤツなんです。やっぱり根っから嫌なヤツを呼びたいなと思って。(一同笑い)その時、最初に思い浮かんだのが彼だったんですが、もちろん芝居ができるという前提で。ただ、「歌が!」ということにあとあと気付いて。それは「ごめん!」と、いつか謝ろうと思っていたのが今日になりました(笑)。でも、今回ロックなんですよ。全編を通してシャウトする部分ばかりで、わりと熱さを伝えられるエモーショナルな曲が多いんです。そこはミュージカル歌唱がうまければできるということじゃなくて、もっと自分の中の訴えたいことがあることが重要なんですね。それはもう彼はすでに持ってますのでそこを出していただければと思っています。

山本:パッションで乗り切ります(笑)。

――作品が決まった時のお気持ちをお伺いさせてください。

井上:このお話を聞いたのが、2021年11月頃だったんです。HiHi Jetsとしてグループ初の単独コンサート(HiHi Jets Concert 2021 ~五騎当千~)の初日前に言われて気持ちが高ぶっている時だったので、その時は実感が沸かず「そうなんだ。嬉しいな」とワクワクしながらも、本番前に少し動揺しました(笑)。その後、改めてお話を伺ったのがちょうど「少年たち あの空を見上げて」という舞台を新橋演舞場でHiHi Jetsと美少年でやらせていただいていた時だったので、ここで自分がやるのかとすごくプレッシャーを感じました。でもいつかミュージカルには挑戦したいと思っていたのですごく楽しみでもあります。

本高:僕もミュージカルに出演してみたいと思っていたので、この出演が決まった時は嬉しい気持ちでいっぱいでした。お話を聞いた半年くらい経った後に瑞稀と会って、「決まったね。よし」というくらいのテンション感で喜んで、頑張ろうなという話をしました。

高月:私はミュージカルが大好きで、学生の時にミュージカルに出たいというのが夢だったのですごく嬉しいというのが率直な気持ちです。今回すごく曲数があるので、喉との戦いになるなというプレッシャーを一番に感じました。

山本:ウォーリーさんからお話をいただいたので即答でやるとお返事をしました。年始めの舞台でもあるので、新しいことに挑戦したいなと思って初めてのミュージカルに挑戦をしようという気持ちでいました。

青野:話をいただいた時はすごく嬉しかったです。ウォーリーさんとご一緒するのが2回目になるんですけど、前回はあまりお会いできなかったので直接的に演出を付けていただけることも嬉しいです。私事なんですが、今回の舞台が今年初めての舞台になるので、今年一発目でピュアな気持ちに戻れるという…今も若いと言えば若いんですけど(笑)、もっと若かった頃、もっと純粋だった頃…今も純粋なんですけど(一同笑い)、もっと純粋だった時の自分を思い出せるなと思ってすごくワクワクしていました。

――井上さんは初座長となりますが心持ちはいかがですか?

井上:すごく困惑しています(苦笑)。僕がこの中で一番年下だと思うので、年上のお兄さん、お姉さんに甘えながら頑張りたいなと思います(笑)。ミュージカルにおいて右も左もわからないので、たくさん質問をしてたくさん吸収をして頑張りたいと思います。

――ミュージカルをやるにあたって先輩から何かアドバイスを受けましたか?

井上:僕はSixTONESの京本大我くんと交流をさせていただいていて、ミュージカルにおいてすごく活躍をされてらっしゃるので、まだ具体的にお話は聞けていないんですが、お時間がある時にご飯をしながらお話を聞かせていただけたらというお話はしました。

本髙:僕はトニセン(20th Century)の坂本くんにお話をさせていただきました。ミュージカルといえばという方ですので、いろんなことを教わりながら本番に挑みたいなと思います。

――井上さんは、本髙さん以外の皆さんとは初共演になるんでしょうか?

井上:そうですね。先ほど皆さまと初めましてのご挨拶を終えたばかりで、まだちょっと人見知りを発揮してしまってはいるんですけど…(笑)。今、『JOHNNYS’ World Next Stage』でお世話になっている振付師さんが、山本さんとウォーリーさんとご一緒したことがある方で、お二人ともすごくお優しい方だというお話は聞いていますので、たくさん吸収させていただけたらと思っています。

――皆さんの第一印象はいかがですか?

井上:皆さんすごくスタイルがよろしくて身長が高いです!(一同笑い)。山本さん、大きくてびっくりしました!

――皆さんは井上さんの印象はいかがですか?

山本:ほんとに爽やかで。座長なのでいろいろ頼りながら、見えない圧をかけまくりたいなと思います(笑)。

井上:やめてください(焦)

(一同笑い)

高月:すごくキラキラされてらっしゃって、髪の毛のピンクが似合ってるなと。

青野:先ほどご挨拶をさせていただいて、眩しくてサングラスをかけないと目を開けていられないくらい眩しい方だなと思いました。

井上:非常に恥ずかしいです…(照)

(一同笑)

――初座長ということで、楽屋のれんは誰にお願いしますか?

井上:僕の中で決まっていて。普通は先輩といったお世話になっている方からいただくと思うんですが、僕はメンバーにお願いをしようと思っています。『HiHi Jets一同』という風に(メンバー)4人からという話は決まった時からしていて。本人たちも乗り気でいろいろ試行錯誤してくれているみたいなのですごく楽しみです。

――本髙さんもどうします?

本高:ごめんなさい…7 MEN 侍ではそんな話一切出てなくて…。(一同笑い)。誰がボールを持ってるんだろうというくらいあんまり聞いたことないんですけど、そうですよね。普通作っていただいたりしますよね(笑)。なので、普段番組でお世話になっている坂本くんにもしお願いできたらなと…この場をお借りして言いたいと思います。

――もし出来上がったら写真などを載せてください(笑)。

本髙:(写真が)上がらなかったら無理だったということで察していただければ(笑)。

(一同笑い)。

――ご自身が楽しみにしていることやお客さまに楽しみにしてほしいところはどんなところでしょう?

青野:ジュークボックス・ミュージカルなので、素敵な楽曲たちがたくさんあってお客様もノリながら聴いていただけるかなと思います。キャラクターたちも個性豊かでとてもピュアで真っすぐで、自分の欲に純粋に向き合っている、そういう若々しく愛くるしい部分があるのでそちらも注目していただきたいです。

山本:本当に楽しんでいただける要素が多いので純粋に楽しんでいただけたらいいなと思います。エディはいじめっ子の役なので、観ている人全員に嫌われたいなと思います(笑)。

(一同笑い)

高月:若者たちのポップな会話がとても可愛らしい作品だと思います。人の良いところも悪いところもそれぞれあるんですが、悪いところも全部抱きしめたくなるような、自分に精一杯生きている人たちがたくさん出ている舞台だと思うので、ハートフルに私も舞台に立てたらなと思います。

本高:ストーリーが素晴らしいのはもちろんなんですが、楽曲も魅力的な曲が多い作品です。いわゆる一般的なミュージカルというより、先ほどウォーリーさんも仰られましたが、ポップ・ロックなので普段僕がグループでやらせていただいているロック・ミュージックと近しいものがあります。毎日楽しく歌稽古をやらせていただいているので、楽曲にも注目をしていただけたらなと思います。

井上:マイケルという役は、臆病だったり大胆だったりすごく人間味の強いキャラクターですので、そのマイケルの人間味を皆さまに共感していただけると思います。ぜひ、楽しみしていただけたらと思います。

ミュージカル「ルーザーヴィル」は、2023年3月5日(日)~22日(水)東京・新橋演舞場、4月6日(木)~16日(日)大阪・大阪松竹座、4月20日(木)・21日(金)広島・上野学園ホール、4月26日(水)~30日(日)愛知・御園座にて上演。チケット販売は1月29日10:00にスタート。


公演概要
ミュージカル「ルーザーヴィル」
【脚本・音楽・歌詞】エリオット・デイビス&ジェイムズ・ボーン
【演出】ウォーリー木下
【翻訳・訳詞】福田響志
【音楽監督】NAOTO
【振付】梅棒
【出演】
井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)
本髙克樹(7 MEN 侍/ジャニーズJr. ) /高月彩良
塩田康平 島 太星 高嶋菜七 柴原直樹 鈴木凌平 Ema
⻘野紗穂/山本涼介

熊澤沙穂 鳥居留圭 焙煎功一 東倫太郎
森本さくら 山本咲希 横山祥子 米澤賢人

【日程・会場】
<東京公演>2023年3月5日(日)~22日(水)新橋演舞場
【チケット料金】1等席 13,000円/2等席 9,000円/3階A席 5,000円/3階B席 3,000円/桟敷席 13,500円
<大阪公演>2023年4月6日(木)~16日(日)大阪松竹座
【チケット料金】1等席 13,000円/2等席 9,000円/3等席 5,000円
<広島公演>2023年4月20日(木)・21日(金)上野学園ホール
【チケット料金】S席 13,000円/A席 9,000円 ※未就学児の入場不可
<愛知公演>2023年4月26日(水)~30日(日)御園座
【チケット料金】S席 13,000円/A席 9,000円 ※未就学児の入場不可