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2月8日開幕!オフ・ブロードウェイミュージカル『Ordinary Days』稽古場取材会レポート公開

オフ・ブロードウェイミュージカル『Ordinary Days』の稽古場オンライン取材会が25日に行われ、相葉裕樹、夢咲ねね、斎藤瑠希、浜崎香帆、小池竜暉(GENIC)、中本大賀(円神)、田中麻衣子(演出)が登場した。

本作は、N.Y.に住む30代のカップルのジェイソン(相葉裕樹)とクレア(夢咲ねね)、アーティストを目指す青年ウォーレン(小池竜暉/中本大賀)と大学の論文に追われるデイブ(斎藤瑠希/浜崎香帆)の日々を懸命に生きる4人の人生が思わぬ形で繋がっていく物語。

取材会では、それぞれの役どころや好きな楽曲などが語られた。

――それぞれの役どころについてお伺いさせてください。

相葉:僕が演じるウォーレンは、どこにでもいる心優しい青年で恋人のクレアと一緒に住みたくて引っ越しをするところから物語は始まります。彼女の思い悩んでいる姿を見て衝突したりするんですが、ほんとに日常的なシーンが多いので皆さんに共感していただけるキャラクターになっていると思います。

夢咲:クレアは心に傷を負っていてそこから踏み出せずにいるんですが、ジェイソンと出会って自分を見つめ直しながら新しい未来へと踏み出す姿が、すごく素敵だなと思いながら演じています。

斎藤:デイブは課題に追われている大学生で少し忙しい役です。夢を追う大学生の悩みを共感していただけるんじゃないかなと思います。

浜崎:20代ならではの悩みがデイブの役に出ているなと思います。私自身も毎日共感をしながら演じています。

小池:ウォーレンはニューヨークという街でがむしゃらに夢を追いかけている夢追い人。そんな中で出会ったデイブに感銘を受け刺激をもらって進んでいくストーリーに共感をしていただけるところがたくさんあると思います。僕も楽しみながら演じていきたいと思います。

中本:僕もウォーレンと同じようにアーティスト活動をしているので、アーティストとしていろんな活動があるということをこの役を通じて強く感じています。アートとはどういうことなのかと、ウォーレンの中でもストーリーが進んでいく中で知っていくのかなと思うので、そんなところも楽しみにしていただけたらいいなと思います。

――本作についてどのような印象でしょうか。

田中:登場人物は4人だけなんですが、それぞれが都会で生きている中で奇跡的に出会う。その奇跡の出会いをお客さまが垣間見ることで、この物語を身近に感じてもらえるといいなと思います。人から見たら奇跡じゃないかもしれない。けれど本人にとってそれはかけがえのない出会い。そんなお話が描かれていると思います。

――田中さんからみるキャスト皆さんの魅力は?

田中:ウォーレンのお二人は全然違います(笑)。若いアーティストの役ですので、それを二人がどう自分のものにしていくのか、私も皆さんと一緒に稽古場で作っていけたらと思っています。初ミュージカルという人生にとって一度しかない初めてを一緒に体感させてもらっていることは非常に貴重な時間だと思っています。デイブの二人はもっと違うかもしれないですね。二人のキャラクターの違いをうまく引き出せるように、一緒に見つけていけたらと思っています。夢咲さんは、普段すごく軽やかな空気を纏ってらっしゃるので、それがクレアと直接繋がりそうな感じがしています。相葉さんは、すごくまつ毛が長い・・(一同笑い)。ジェイソンってこんなにまつ毛が長いんだって。なんていうんでしょう・・優しいんですよね。コンパクトな劇場ですのでお客さまにも伝わるなと思うんです。それは今回だからこその魅力だと思うので、そんなことも体感しに来ていただけると・・・
相葉:まつ毛が長いところ(笑)?
田中:まつ毛が長いところ(笑)。客席の後ろまで絶対伝わると思うので。
相葉:こんなに頑張ってるのにまつ毛が長いところ(笑)?
(一同笑い)

――それぞれ楽しみにしてる楽曲はありますか?

相葉:M16(「Hundred Story City」)。その瞬間は同じ空間にはいないんですけど、初めて(4人の)ハーモニーが重なるナンバーになるので、僕にとってグッと声が合わさった時に高まるポイントです。お客さまもきっと楽しんで観てもらえるんじゃないかなと思います。

夢咲:個人的に楽しんでいる曲は、M9(「I’m Trying」)です。二人(ジェイソンとクレア)がほんとに頑張ってる曲なんですけど(笑)、すごく楽しく歌えて私は好きな曲です。

斎藤:M22 (「屋上のデュエット/Falling」)は、『Ordinary Days』の代名詞ともいえる一番印象的なシーンなので、その景色がお客さまにどう映るのか楽しみです。

中本:たぶん(小池と)一緒だと思うんですけど、僕たちが一番苦戦しているであろうM2(「One by One by One」)。ここは4人ではなく1人でつかみにいかないといけないので、僕たち初ならではの苦労が稽古初日からありました。そこがいいスタートを切れたら、そのあと皆さんにパスができて全体を通していい作品に繋がっていくと思うので・・・初だからこそ頑張らないといけないところはたくさんあるんですけど、やっぱりM2は特に頑張らないといけないなって・・・思うよね?
小池:はい(笑)

浜崎:M10(「メトロポリタン美術館の土曜日」)の、クレアとジェイソンとの数秒のセリフのやり取りがすごい嬉しくて。二人の存在は知らないけど、「喋れた!」みたいな(笑)。唯一セリフの掛け合いができるところなので楽しいです。

――初ミュージカルのお二人は、ここまで稽古をしてきていかがですか?

小池:なかなか打ちひしがれております(笑)・・が、すごく楽しませていただいています。やったことがないからこそなんでもやってやる!という気持ちなんですが、まだ少し殻があるのでそこを破って皆さんといいものを作っていけるように頑張りたいと思います。

中本:自分が思うウォーレンと表に出したウォーレンがミュージカルとして、見せ方としてまだまだできていないところがいっぱいあるなと思います。だからこそ練習あるのみで、ご指摘いただいたことをインプットして、それを自分の中できちんと処理をしてアウトプットしていく。それが今の自分にできることだと思うので、とにかくエンジン全開で頑張る!という感じです。

――先輩のお二人はいかがですか?

相葉:“ソングスルーミュージカル“ってそもそもなんだろうと思っていたんですが、ふたを開けてみるとこういうことかと。セリフもほぼゼロで曲と曲の繋がりがないというか、すぐに次の曲が流れる。久々にこんなにたくさん歌わせていただいています。一曲一曲がけっこうハードルとカロリーが高くて毎日ヒーヒー言ってます(笑)。あと2週間しかないという感じですが、まだまだブラッシュアップしていかないと・・というのは個人的には思っています。なんて言ったらいいんでしょうね?先輩?
夢咲:笑。
相葉:ほんとに大変です。どうですか?
夢咲:おんなじです(笑)
相葉:どんな感じですか?最近。
夢咲:最近!?
(一同笑い)
夢咲:大曲がずっと繋がっていくので、覚えることに必死な部分がまだあるんですが、(初日までの)カウントダウンが始まっているので早く体に入れたいなと思っています。プラスアルファを届けるためには、感情の整理やコントロールといったいろんなことをうまく嚙み合わせていく必要があるので「覚えなきゃ!」って毎日楽譜と戦っています。

――最後にお客さまへメッセージをお願いします。

田中:あまり聞き馴染みのないソングスルーミュージカルですが、だからこそけっこうなチャレンジングだと思うんです。一曲一曲をひとりで背負うので、相方に助けらたりということがない。このチャレンジングはお客さまにとっても印象深い作品になるんだろうなと感じてますので、一人でも多くのお客様に観ていただけたらと思っております。

相葉:4人の俳優とピアニスト一人という本当にシンプルな形です。1時間半という観やすくて、人肌恋しいこの季節にとてもピッタリな作品になっていると思います。観た後に、何気ない日常が少し輝けるんじゃないかなと思いますので、ぜひ、劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。2月8日から六本木・俳優座劇場でエモい気持ちになってください(笑)。

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オフ・ブロードウェイ ミュージカル『Ordinary Days』は、20232月8(水~ 212(俳優座劇場にて、2023218() COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演。なお、ゲストが登壇するアフターパーティーの開催やお客様の投票で決まる!キャスト全員によるアンコール歌唱など、各公演のイベントも盛りだくさん。詳しくは、公式HP(https://ordinarydays.jp/topics.html)をご参照ください。


公演概要
オフ・ブロードウェイミュージカル『Ordinary Days』
【出演】相葉裕樹/夢咲ねね/斎藤瑠希・浜崎香帆(Wキャスト)小池竜暉(GENIC)・中本大賀(円神)(Wキャスト)
【作詞・作曲】 Adam Gwon
【演出】田中麻衣子
【訳詞】藤倉 梓
【音楽監督・ピアノ演奏】落合崇史
【日程・会場】
<東京公演>2023年2月8日(水)~2月12日(日)俳優座劇場
<大阪公演>2023年2月18日(土)COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
【チケット料金】全席指定 11,000円(税込)※プレビュー公演は500円引
【チケット一般発売】2022年12月25日(日)10:00
【お問合せ】公演事務局:https://supportform.jp/event(平日10:00~17:00)
※お問い合わせは24時間承っておりますがご対応は営業時間内とさせていただきます。
なお、内容によってはご回答までに少々お時間をいただく場合もございますので予めご了承いただけますようお願い申し上げます。
【公式HP】ordinarydays_jp
【公式Twitter】@ordinarydays_jp