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林翔太 『七人のおたく cult seven THE STAGE』で格闘技おたくに挑戦!30年の時を経て舞台化への意気込みを語る

2023年3月4日(土)〜12日(日) 東京・紀伊國屋サザンシアターにて、2023年3月18日(土)・19日(日)大阪・サンケイホールブリーゼにて上演する『七人のおたく cult seven THE STAGE』。
本作は、1992年にウッチャンナンチャン初主演で話題を呼んだアクションコメディ映画『七人のおたく cult seven』の初舞台化作品で、異なったジャンルに精通する“おたく”達が、各々の得意分野を生かし人助けのためにある作戦に挑む姿が描かれている。
今回、主演で格闘技おたくの近藤みのる役を演じる林翔太さんにインタビューを行い、30年の時を経て舞台化となる本作への意気込みを伺いました。

――30年の時を経て舞台化となる本作への出演についていかがでしょう。

30年前の作品が舞台化されるということは、まだまだ人気である証拠だなと思いますし出演者の方も豪華ですごい作品だと思いました。今回舞台化するにあたって、また素敵なキャストの皆さんが揃っているので、どう現代の『七人のおたく』に生まれ変わるのかすごく楽しみです。

――原作のある作品に出演される際、原作をどういった視点でみられるんでしょうか?

演じる役が決まった状態で見るので、自分の役がどういう道を辿ってくのかを見ることが多いです。今回は稽古がこれからということもあり、単純に作品を楽しむ感じで見ていました。

――今回は格闘技おたくの役ですが、アクションはいかがですか?

以前やらせてもらったことはあるんですが、(格闘技に)ハマって習いに行くことはなかったので体も鍛えてなくて(笑)。この作品をやるからには鍛えないとまずいと思うのでジムに通おうと思っています(笑)。

――今回演じられる“近藤みのる”の「実直で優しい性格」という部分は、林さんと共通するなと勝手に思っていますが、林さんが怒ったりイラっとすることはあるんでしょうか?

細かいことを言ったらめちゃくちゃありますよ(笑)。例えば、並んでいるのに横入りされるとかイラッとしますよね(笑)。「先に並んでたんだけどなあ」って。そういうことでイラっとしますけど、怒ることはあんまりないですね。もともと我慢をしてきたような気がします。だからそれが自然と身についているのか、現場でも怒ることもイラっとしたこともないです。

――林さんが「初心に返る」時の「初心」はどの時ですか?

毎年のようにたくさんのお仕事をさせてもらうことが続くと、人って当たり前のように感じてしまうところがあると思うんです。だからこそジャニーズ以外の作品に初めて出させてもらった時の気持ちを思い出すようにしています。初めてジャニーズ以外の舞台が決まった時はめちゃくちゃ嬉しかったし、頑張らなきゃ!っていう気持ちが本当に大きかったから。だからその気持ちは今でも毎回作品ごとに持って臨まないといけないなって思います。

――昨今、多くのミュージカルに出演されていますが、今回のようなストレートプレイの楽しみ方はありますか?

僕の中では、ミュージカルとストレートプレイで特別変わることはそんなにないんです。ミュージカルはミュージカルのお芝居のやり方があって楽しいですし、ストレートプレイで自然なお芝居ができることもまた楽しいなと思いながらやらせてもらっています。『目頭を押さえた』(2021)では関西弁だったんですけど、それもすごく自然な感じで日常の会話を楽しみながらやらせてもらいました。ただ、あんまり自然にやり過ぎるとなんでもない会話になっちゃうので(笑)、そこは気を付けながら今回も楽しんでできるんじゃないかなと思っています。

――林さんにとって「舞台」はどんな存在でしょう?

自分の中の喜怒哀楽をさらけ出せるというか・・・お芝居だったら大きな声を出して怒鳴って怒るということもできるけど、普段はそういうことはないから(笑)。でも、舞台ってすごいですよね。2時間なら2時間の中でいろんな感情を一気に表現するし、普通の人が1年、2年かけて過ごす日常を2時間で収めたりするから。疑似体験をしてその人の人生を歩んだ感覚になるところもすごく楽しくて好きです。

――ご自身が「七人のおたく」となって戦うなら何を武器にして挑みますか?

やっぱりジャニーズで培ったダンスは強みかなと思いますけど、「戦う」ですからね。酔拳があるくらいだから、ダンスを踊りながら蹴ったり殴ったりして闘おうかな(笑)。

――おたくたちは世間からの厳しい風当たりの中でも、好きなものを好きであり続けました。あなたが、周りには理解されてないけど、好きなものや、やり続けていることなどありますか?

ニンニクが好きなんですよね。この前、次の日がお休みだったのでご褒美にと思ってラーメン屋に行ったんです。目の前にビンに満杯に入ったおろしたニンニクがあったんですけど、全部使っちゃったんですよ。別の日に行った時は、刻んであるニンニクがあってそれも全部使っちゃって。その時はさすがにお腹が痛くなっちゃって後悔したんですけど(笑)。ニンニクは入れすぎるくらい入れちゃうんですけど、やめられない。

――今日一日頑張れる、日常生活のプラスアルファの言葉をお願いします!

人には理解されないけど好きなものを持っている人ってたくさんいらっしゃると思うんです。だから自分の好きなものを信じて追及し続けることは本当に誇らしいことですし、絶対に幸せになれると思うのでそこを忘れないでください!

――お客様へのメッセージをお願いします。

まず言えることは、めちゃくちゃ面白い作品なので、当時映画を見ていた方も見たことがない方も絶対に楽しめる舞台だと思います。素晴らしいキャストの皆さんも揃っていますし、演出が元吉庸泰さんなので面白くなること間違いないです。「観ないと損ですよ!」ということは言いたいですね。ぜひ、劇場に来てこの作品を楽しんでいただきたいです。

――林さん、ありがとうございました!

<STORY>
ミリタリーおたく・星亨は、隣人のティナとその子供・喜一を助けるため、格闘技おたく・近藤みのる、パソコンおたく・田川孝、無線おたく・水上令子、アイドル&改造車おたく・国城春夫、そして田川の連れてきた美女・湯川りさの6人と共に井加江島へ上陸し、島の有力者・高松一からあるものを奪還する「作戦」を立てる。
果たして「おたく」たちは、それぞれの得意ジャンルを駆使し作戦を成功に導けるのか…?

『七人のおたく cult seven THE STAGE』は、2023年3月4日(土)〜12日(日) 東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて、2023年3月18日(土)・19日(日)大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。公演チケットは、2月11日(土)より一般販売開始。その他、先行チケット情報・最新情報は、公演公式HP(www.mmjpro.co.jp/cult-seven/)にて随時公開予定。


公演概要
『七人のおたく cult seven THE STAGE』
【原作】 一色伸幸
【脚本】 モラル・池亀三太
【演出】 元吉庸泰
【出演】
格闘技おたく・近藤みのる役…林翔太
ミリタリーおたく・星亨役…栗山航
パソコンおたく・田川孝役…校條拳太朗
アイドル&車改造おたく・国城春夫役…矢部昌暉(DISH//)
レジャーおたく・湯川りさ役…藤岡沙也香
無線おたく・水上令子役…諸橋沙夏(=LOVE)
喜一の母・ティナ…石田千穂(STU48)
劇中アイドル・藤堂のぞみ…後藤紗亜弥
フィギュアおたく・丹波達夫役…なだぎ武
島の有力者・高松一役…松尾貴史
ほか
【日時/会場】
<東京公演>2023年3月4日(土)〜12日(日)紀伊国屋サザンシアター
<大阪公演>2023年3月18日(土)・19日(日)サンケイホールブリーゼ
【チケット料金】 全席指定 9,900円(税込) ※未就学児童入場不可
【企画】 citrolemon MMJ
【主催】 『七人のおたく cult seven THE STAGE』製作委員会
(MMJ citrolemon SANETTY Produce)
©一色伸幸/『七人のおたく cult seven THE STAGE』製作委員会
【公式HP】 https://www.mmj-pro.co.jp/cult-seven/
【公式Twitter】 @otasute(公式ハッシュタグ:#おたステ)