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「ライブ感満載!全力できてください!」HiHi Jets 井上瑞稀 単独主演 ミュージカル『ルーザーヴィル』開幕!

井上瑞稀(HiHi Jets / ジャニーズJr.)の初単独主演 青春POP ROCKミュージカル『ルーザーヴィル』が、3月5日新橋演舞場にて開幕した。本番を前に行われた初日前会見レポートをお届け。

イギリスのロックバンド・Son of Dork のデビューアルバム「Welcome to Loserville」の曲を使用したジュークボックスミュージカルで、“ヲタク”な高校生たちの日常や恋愛模様を明るくコミカルに描いた本作。まるでライブを観ているかのような臨場感溢れる新感覚のミュージカルで、耳に残るキャッチーなメロディとUK ロックを感じさせるギターサウンドが、まるで主人公たちの背中を押すように作品に輝きをもたらす。

“コンピューターヲタク”の主人公マイケル・ドーク役に井上瑞稀(HiHi Jets / ジャニーズJr.)。親友のルーカス役を本髙克樹(7 MEN 侍 / ジャニーズJr.)、マイケルの恋の相手である転校生のホリー役を高月彩良、マイケルと対立するエディ役を山本涼介、その恋人レイア役を青野紗穂が務める。また今回の日本初演版では、ウォーリー木下が演出を手がける。

自分に自信がなく、地味ではみ出し者と感じている彼らが、ぶつかり合いながらも夢に向かって奮闘し成長する姿に観る者の心は揺さぶられる。さらに周囲からの目を気にせず、自分の好きなものを信じる登場人物たちの生き方は、SNS 等の登場で他者からの評価をつい気にしがちな現代人の私たちに勇気を与えてくれるはず。

初日前会見には、単独初座長公演となる井上瑞稀(HiHi Jets / ジャニーズJr.)、本髙克樹(7 MEN 侍 / ジャニーズJr.)、高月彩良、山本涼介、青野紗穂が登壇。本作への意気込みとそれぞれ質疑に答えた。

ーー初日を迎えての意気込みをお聞かせください。

井上:無事に初日迎えられたことを嬉しく思います。今回のミュージカルの見どころはなんと言ってもライブ感です。それぞれのキャラクターも個性的ですし、ハンドマイクを持って歌うシーンもあるので、そのあたりもぜひ注目していただけたらと思います。

本髙:ミュージカルナンバーがたくさんある舞台になっています。同世代の方が多くてみんな仲良く‥もちろん井上とも仲良くやっていますので(笑)、この関係性も注目していただけたらなと思います。

高月:今回は音楽が魅力的で全31曲あるんですが、どの曲もいろんな表情があって飽きずに楽しんでいただけるような舞台になっているなと思います。

山本:エディはいじめっ子の役なので、観てくださったお客様全員から嫌われるようにここにいる2人(井上・本髙)含め、オタク4人を心の底から楽しんでいじめたいなと思っております。

青野:パフォーマンスがすごく魅力的なミュージカルだと思うので、お客様も学生の頃に戻っていただいて若い頃はこんな感じだったなと思いながら観ていただけたら嬉しいです。

――井上さん、新橋演舞場で初の単独座長ですが、今のお気持ちは?

井上:非常に緊張しています。プレッシャーと言いますか・・新橋演舞場には『少年たち』という舞台で何度か立たせていただいたんですが、その時はメンバーや美 少年のメンバーもいたのでみんなが座長という感じがありました。今回は単独ということですごくプレッシャーと責任を感じています。皆さんに助けていただきながらなんとかここまで来れたという感じです。すごく申し訳ないんですが、座長っぽいことが何も出来ていなくて・・千穐楽までには皆さんに恩返しをできたらなと思っています。

――何かプランはあるんでしょうか?

井上:言っていいのかな?(隣の本髙を見て)
本髙:言っちゃえ。ここしかないでしょ。
井上:(頷いて)一応、Tシャツを絶賛作らせていただいております。
全員:ありがとうございます!(井上に向かって一礼)
井上:(恐縮しながら)いえいえ。
本髙:僕も半分出資してるんで(笑)。
井上:(笑)。本髙から「あのTシャツ俺も一緒に作ったことにしていい?」って言われて(笑)。
本髙:だって勝手に作るから。
(一同笑い)
井上:二人で作らせてもらいます(笑)。

――本髙さんは本当に出資するんですね(笑)?

本髙:もちろんです!名前だけじゃないです!
(一同笑い)

――会見の時に楽屋のれんはHiHi Jetsのメンバーが作ってくれると仰っていましたが、どのようなのれんができたのでしょう。

井上:あぁ・・くれなかったです。待ってたのに・・(一同笑い)。なので今、僕の楽屋は丸見えです(笑)。のれんなしなので皆さん訪れやすいということで、遊びに来ていただけたら嬉しいです。

――今後(のれんが)来るということではなく?

井上:わっかんないんですよね。一応お願いはしたんですよ。作る作るって言って何にしようってみんなで話しをしてくれてるなって感じてたんですけど、それが一ヶ月前でそこから音沙汰なしというか・・でも今、ありがたいことにそれぞれメンバーが(仕事で)忙しくさせてもらっているので仕方ないなって思ってます。少し寂しいですけど(笑)。でも、まだ二ヶ月あるので「まだ待ってます!」というのは伝えたいですね。

――本髙さんは坂本(昌行)さんにお願いしようかと言ってましたが。

本髙:大先輩ですし・・フワッと言わせていただきますと、3月5日の時点で僕の楽屋の入口は通気性がめちゃくちゃ良いです。(一同笑い)。たぶんそのうち届くかなって・・でもお忙しいと思うので・・

――換気は良いですからね。

本髙:はい。
(一同笑い)

――本髙さんは初日を迎えていかがですか?

本髙:メンバーからもちょこちょこ連絡があって、ついさっきまで矢花と電話をしてまして。そのおかげでお昼ご飯を食べられなかったんですけど(笑)。実はこの舞台に矢花の同級生の方がバンドメンバーで付いてくださっているんです。そういうこともあったりして、ほんとにみんなで一緒に頑張ろう!っていう感じです。

――みんな仲良くなったというお話もありましたが、どんな風に仲が良いんでしょう?

本髙:井上さんはまだ他の共演者の方には人見知りが発生しているんですが(笑)。

――まだ人見知り中ですか?

山本:たしかに。目が合わないです(笑)。
井上:エディはなんか怖くて・・いじめられるから(笑)。
山本:会釈されるんですよね。目が合ったら。

――井上さんは敬語なんですか?

井上:それはもちろんです!ずっと敬語でお話しさせていただいてます。年上で先輩なので。
山本:めちゃくちゃタメ語の子もいますけど。(隣の本髙をチラッと見る)
本髙:すみません。(頭を下げる)
(一同笑い)

――皆さんはどんな話題で盛り上がるんですか?

井上:どんな話題?でも皆さんめっちゃ話されてますよね?何を話してるんですか?(高月や青野の方を見て)
(一同笑い)
井上:稽古場の席で近い人同士が喋ってる印象があって。レイア(青野)さんの席のあたりがすごく盛り上がっている印象があったので何を話されてたのかなって・・。
青野:席が近かったのはサマンサ役の(高嶋)菜七ちゃんとエレン役のEmaちゃんとそこにいらっしゃるエディなんですけど、ほんっとに中身のない話しかしてなくて(笑)。稽古の時に山本さんが毎朝グミを買ってくるんですけど、稽古が終わるまでに全部食べてらっしゃっるので「食べるの早くない?」とか「今日はチョコレート買って来たよ」みたいな話しかしてないんですけど(笑)。ですよね?(山本に聞く)
山本:なんにも覚えてないです(笑)。
(一同笑い)
青野:ほんとに中身のない話しかしてなくて。
本髙:でもたぶん瑞稀はこの話は知らないよね?
井上:知らないです。(一同笑い)。だから俺、この盛り上がってる感じが役柄が相まってクラスの一軍というか・・カンパニーの一軍に見えてしまって、なんかドキドキしちゃって・・
青野:それ仲良くなってるって言えないよね(笑)。
(一同笑い)
井上:でも、もちろんすごく信頼をしていて。レイアさんはとんでもなく歌がお上手なので。
本髙:(井上を援護するように)こうなってしまったのは一つ原因がありまして。彼は(稽古場の)席が少し離れてたんですよ。途中から席替えをして話しやすい空間にしてあげようかなと思ったんですけど、僕もあんまり喋らなかったんで・・(笑)。
青野:ちょっと話しかけづらい空気でしたよ(笑)。
井上:いやっ(焦って)ほんとにこう・・なんていうの・・初のミュージカルということもあってすごくいっぱいいっぱいでして・・あまり周りを見る余裕がなかったんですね。そこは大反省です。ここから取り返しにいきます!
本髙:でもオタクチームとは稽古も重ねて仲良くさせてもらってたよね。

――本髙くんとは気まずいところがあるというお話も会見の時にされていましたが。

井上:もう大丈夫です!・・もうというかその時も全然大丈夫だったんですけど・・(焦りながら)
(一同笑い)
井上:その時は気まずいとかじゃなくて・・!今は本当にルーカスとマイケルの関係性に近いというか、分からないことがあったら本髙に質問したりして。それこそ(パソコンの)タイピングとかほんとに分からないので、どこにどの文字があるのかを本髙に聞いて練習しました。
本髙:キーボードの配列を初めて人に教えました。
(一同笑い)

――今回のキーワードに“オタク”とありますが、今何かハマっているものはありますか?

井上:僕は今バンドにハマっていて、いろんなバンドを聴きあさっています。それこそ(ステージの)後ろでバンドの方たちが演奏してくださってすごくカッコイイなって。過去にギターをやって一度挫折したんですが、またギター熱が上がってきてますのでギターオタクになれたらなんて思ったりしてます。
本髙:本当はラーメン二郎なんでけど(笑)、舞台に関連していうと歌にハマっていると言いますか。青野さんや島(太星)くんの歌唱が個人的に好きだなって思っていて、素敵なナンバーがたくさんあるのでそれを動画で観たりしています。あとはボイストレーナーの方もいてくださるので教わったりしています。
高月:私は今かけている特徴的なメガネに最初は慣れなかったんですね。それでいつもかけるようにしたらメガネがほしくなってきて。最近はネットショッピングでメガネばかり見ています。
山本:僕はパソコンにハマっています。今回一人楽屋なんですけど、暇すぎてノートパソコンを買っちゃいました。
全員:えぇー(驚き)
青野:私も一人楽屋で暇なのでいつもゲームをしていて・・・ちょっと自慢なんですけど、アジア圏で上位5%に入ることができました。
全員:すごい!
青野:ゲームにめちゃくちゃハマってます(笑)。

――井上さん、今回の見どころを教えてください。

井上:それぞれ持ち場のアピールも多いですし、キャラクターの熱が出ていてライブ感満載です。そしてなんと銀テープが出るんですよ!ミュージカルで銀テープが出るってあんまり聞いたことがなくて、それは新しいものだなと思っています。客席の皆さんが手拍子をしたり体が動いてしまうような曲がたくさんあるので、皆さんも一体になって楽しんでいただけたらと思います。

――お客さんもノッていいということですね。

井上:もちろんです!全力できてください!僕たちもそれに応えて皆さんと一緒に盛り上げていけたらなと思っています。

――最後にお客様へメッセージをお願いします。

井上:皆さんが心躍るような作品になっていると思うので、ぜひ劇場に足を運んでくださったらなと思います。僕たちに会いに来てください!

STORY
時は 1971 年アメリカ。「負け犬」の名前がついた町「LOSERVILLE」で暮らす高校生のマイケル(井上瑞稀 )はコンピューターヲタクで、世界初の「ネットワークを通したコンピューターメッセージ」(現代の E-Mail)の新技術を開発すべく試行錯誤を重ねています。SF ヲタクのルーカス(本髙克樹 )をはじめとした個性豊かな仲間とともに、好きなことに没頭する日々ですが、エディ(山本涼介 )やエディの彼女・レイア(青野紗穂 )たちからはヲタクということをバカにされ、事あるごとに言いがかりをつけられ絡まれるのでした。
それでも夢に向かって奮闘していたマイケルですが、とある IT 企業へ不法侵入したことがバレてしまい、学校のコンピュータールームへの出入り禁止を言い渡されてしまいます。コンピューターがないと新技術開発などできるはずもなく途方に暮れるマイケル。そんな時、ホリー(高月彩良 )が転校してきて…。

青春POP ROCKミュージカル『ルーザーヴィル』は、3月22日(水)まで東京・新橋演舞場、4月6日(木)~16日(日)まで大阪・大阪松竹座、 4月20日(木)・21日(金)広島・上野学園ホール、4月26日(水)~30日(日)まで愛知・御園座で上演される。


公演概要
ミュージカル「ルーザーヴィル」
【脚本・音楽・歌詞】エリオット・デイビス&ジェイムズ・ボーン
【演出】ウォーリー木下
【翻訳・訳詞】福田響志
【音楽監督】NAOTO
【振付】梅棒
【出演】
井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)
本髙克樹(7 MEN 侍/ジャニーズJr. ) /高月彩良
塩田康平 島 太星 高嶋菜七 柴原直樹 鈴木凌平 Ema
⻘野紗穂/山本涼介

熊澤沙穂 鳥居留圭 焙煎功一 東倫太郎
森本さくら 山本咲希 横山祥子 米澤賢人

【日程・会場】
<東京公演>2023年3月5日(日)~22日(水)新橋演舞場
【チケット料金】1等席 13,000円/2等席 9,000円/3階A席 5,000円/3階B席 3,000円/桟敷席 13,500円
<大阪公演>2023年4月6日(木)~16日(日)大阪松竹座
【チケット料金】1等席 13,000円/2等席 9,000円/3等席 5,000円
<広島公演>2023年4月20日(木)・21日(金)上野学園ホール
【チケット料金】S席 13,000円/A席 9,000円 ※未就学児の入場不可
<愛知公演>2023年4月26日(水)~30日(日)御園座
【チケット料金】S席 13,000円/A席 9,000円 ※未就学児の入場不可

【公演情報】https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/202303_loserville_enbujo/