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少年忍者/ジャニーズJr. 安嶋秀生 舞台初単独主演 小田将聖 出演 新感覚演劇 Story Rocking『ピーチ』上演決定!

芥川龍之介「桃太郎」をベースに、ロックコンサート×ステージパフォーマンスを融合した新感覚演劇、Story Rocking『ピーチ』 ~芥川龍之介「桃太郎」より~ が、2023年10月20日(金)〜10月29日(日)シアター1010にて、2023年11月4日(土)〜11月5日(日)2023年11月4日(土)〜11月5日(日)にて上演することが決定。

日本での五大昔話の一つとして、人気が高く、日本人のメンタリティに大きな影響を与えてきた「桃太郞」。
とりわけ、1924年(大正13年)に芥川龍之介が独自の視点・哲学的な観点から再構築し書かれた短編小説「桃太郎」では、桃太郎は勇敢で正義の英雄のイメージからは程遠く、反対に鬼は平和主義で人間を恐ろしい生き物と捉え、単純で痛快な「鬼退治」では終わらない読後感が味わえる。本作では、そんな人々のイメージを壊す芥川龍之介の視点に着目し、芥川版「桃太郎」をベースに、物語が展開される。

出演は、少年忍者/ジャニーズJr.の安嶋秀生が、舞台での単独初主演で主人公ピーチ(桃太郎)役を務める。そして、同じく少年忍者/ジャニーズJr.の小田将聖が典型的な子分タイプでピーチの第一の家来レオナルド・ボヌッチ(犬)に、多彩な演技力で高い支持を得る細見大輔がボヌッチと犬猿の仲で優柔不断なルカ・モンチ(猿)に、舞台を中心に映画やドラマで活躍する久保田秀敏が頭の良さを誇る啓蒙主義者イワン・フェザンチ(雉)で出演。さらに、俳優・タレント・ミュージシャンなどマルチな才能を発揮し続けるブラザートムが、桃太郎が退治をしようとする鬼役で登場する。

演出は、Rock Reading『幸福王子』、モボ朗読劇『二十面相〜遠藤平吉って誰?〜』 、朗読劇『ピース-peace orpiece?- 』、ROCK READING『ロビン』、Sound Fantasy朗読劇『月世界旅行』など、近年ロックバンドの生演奏とリーディングを融合し高い評価を得る鈴木勝秀が上演台本・演出を担当。また音楽は、鈴木勝秀の盟友で幅広い音楽の嗜好と数多のアイデア、あらゆる楽器やノイズを駆使したサウンドメイキングで日々楽曲を生み出す大嶋吾郎がオリジナル・スコアによるロックバンドの生演奏で舞台を彩る。

コメント/配役

安嶋秀生(少年忍者/ジャニーズJr.)/ピーチ(桃太郎)

天上にある桃の木の実から生まれたある種の天才。
同時に自己中心的な永遠の子供。

先輩やJr.の仲間達がお世話になっている演出家の鈴木勝秀さんの下で、舞台の主演を務めさせていただける事がとても光栄です。初の単独主演を務めさせていただけると知った時はとても嬉しかったです。そしてメンバーの小田将聖も共演という事でとても心強いです。アクロバットやダンスの印象が強い僕だと思うのですが、今回の舞台を経験して演技の印象も付けられるように頑張ります!よく自分の顔は昭和顔と言われているので、昔話の中でも人気の高い「桃太郎」がコンセプトと知って、自分の顔にハマっているなって思いました (笑) 。今回の作品の桃太郎では皆さんが知っている勇敢な桃太郎ではなく、芥川龍之介さんの視点で描いた話がベースになるそうで、どんな作品になるのかが稽古が待ち遠しいです。ダンスや歌も入るようなので、そちらも楽しみです!

小田将聖(少年忍者/ジャニーズJr.) /レオナルド・ボヌッチ(犬)

ピーチには頭が上がらない。典型的な子分タイプ。
ピーチの第一の家来。猿のモンチとは犬猿の仲。
何かと衝突しては、雉のフェザンチになだめられる。

初めてジャニーズ公演以外の舞台作品に出演させていただくので、今回はたくさん学び、自分自身を磨いていけたらと思います。僕自身かなり後輩気質で、犬っぽい忠誠心があり、おバカなところもあると思うので、普段の自分を出しつつ演技に励みたいです。更に誰もが小さい頃から馴染みのある「桃太郎」とは違った形でのエンターテイメント作品ということで、全く想像もつかないです。これから稽古するのが楽しみです!

細見大輔/ルカ・モンチ(猿)

ボヌッチとの関係が悪く、一時はお供をやめようとしたが、鬼ヶ島のお宝の話を聞いて踏み留まる。
優柔不断な経済最優先主義。

2月の音楽劇「逃げろ!」に続いて、今年2度目のスズカツワールドに参戦いたします。今回の題材は「桃太郎」という事ですが、相変わらず奇想天外で、どうなるのか想像もつかない作品になるかと思います。これが稽古場でどんな風に形になっていくのか、今から興奮が止まりません。皆様に、見たこともないような景色をお見せできればと思います。初めましての方々ばかりで緊張しておりますが、最高の化学反応が起こせるよう頑張ります!

久保田秀敏/イワン・フェザンチ(雉)

頭の良さを誇り、モンチに主従の道徳を教えるような啓蒙主義。

『桃太郎』は知っていても、いざ内容を詳しく説明しろと言われたら上手く説明できないほど昔に出会った作品です。歳を重ね、ものの考え方や価値観、解釈の仕方も変わった今再び触れてみると、ゾッとするような思考が身体中を駆け巡り、夏の暑さも吹っ飛びそうな心地になります。スズカツさんの作品に出演するのは、2作目。今回の作品では、あらためて自分の生き方含め、思考を巡らされる台詞がたくさん出てきて考えさせられます。軽やかなステップを踏んでると思いきや打ち出の小槌を打たれ何倍にも重くなっていく足。空気。関係。宝の持ち腐れにならぬよう生きたいですね。斬新な音楽と5人のMixtureで新たなピーチ太郎ワールドへと誘います。お楽しみに!

ブラザートム/鬼

孤島の楽園で暮らしている。
人間を恐ろしい生き物だと思っている。

コロナ禍の行動制限のある生活、大変でしたね。生活面も含めて、皆さんよく頑張りました。いや、まだまだこれからですかね!?こんな時こそ、上質なエンターテイメントを!、と当たり障りのないコメントですが、これから届く台本に期待を寄せつつ。『面白そう。面白くなりそう。面白くしなくては!』そして『大変そう。大変なことになりそう。大変なことにならないようにしなくては。』さぁーこの作品は、どうなるんでしょう。楽しみですね。

鈴木勝秀『演出ノート』

本作では、芥川版「桃太郎」を下敷きにはするが、基本的に登場人物(動物・鬼)は全員がおバカ。手塚治虫が、どんなに残虐なシーンを描いても「マンガ」であることを貫いたように、あくまでエンタテインメントに徹し、桃太郎は型破りな王子として描く。また、設定を日本に限定させず、世界のどこかの国のお話に書き換える。童話や芥川版にないエピソードも加え、ピーチとお供の珍道中を中心に物語を進める。音楽は、大嶋吾郎のオリジナル・スコアによるロックバンドのミクスチャー・ロック生演奏により、ミュージカルとも音楽劇とも一線を画した独自ジャンルの成立を目指す。

あらすじ
むかしむかし、どこかの国の深い山の奥に、地下から天上まで伸びる大きな木があった。
その木は、一万年に一度花を開き、一万年に一度実をつけた。
運命の化身のカラスが、そのうちの一つを落とし、それを人間の老婆が拾った。
そして、その実から、なんと男の子が生まれたのである!
その男の子こそがピーチ!
ピーチは大きくなると、鬼が島の征伐を思い立った。
特に征伐に出る理由はなく、ただお爺さんやお婆さんのように、山や川や畑へ仕事に出るのがいやだったからであった。
鬼征伐の旅の途中、犬のボヌッチがきび団子を1つ欲しいと言ってやって来るが、ピーチは「半分しかやれない」と言い張って、ついに根負けしたボヌッチをお供にした。さらに、猿のモンチ、雉(キジ)のフェザンチも同様にお供に加え、ピーチは鬼たちが平和に暮らす鬼ヶ島へ向かうのであった──。

Story Rocking『ピーチ』 ~芥川龍之介「桃太郎」より~ は、東京公演を、2023年10月20日(金)〜10月29日(日)シアター1010。大阪公演を、2023年11月4日(土)〜11月5日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。


公演概要
Story Rocking『ピーチ』 ~芥川龍之介「桃太郎」より~
【上演台本・演出】鈴木勝秀
【出演】
安嶋秀生(少年忍者/ジャニーズJr.)
小田将聖(少年忍者/ジャニーズJr.) 細見大輔 久保田秀敏
ブラザートム
【音楽】大嶋吾郎
【日程・会場】
<東京公演>2023年10月20日(金)〜10月29日(日)シアター1010
お問合せ:キョードー東京 0570-550-799 (オペレーター平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)
<大阪公演>2023年11月4日(土)〜11月5日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
お問合せ:キョードーインフォメーション:0570-200-888(平日・土曜11:00〜18:00 ※日祝休み)
【チケット料金】 8,500円(全席指定・税込)*料金は、東京公演、大阪公演、ともに共通。
※ご購入後の返金・クレーム及びお席の振替は一切お受けできません。予めご了承ください。
【チケット一般発売開始日】2023年10月8日(日)10:00
【公式サイト】http://rocking-peach.com/
【公式Twitter: @rocking_peach
【主催】エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ/クオーレ
【企画・制作】クオーレ
【共催】足立区シアター1010指定管理者(東京)