• HOME
  • ニュース
  • 水嶋凜&和田雅成、白井晃 演出 父と娘の愛の物語『エウリディケ』開幕!

水嶋凜&和田雅成、白井晃 演出 父と娘の愛の物語『エウリディケ』開幕!

舞台「エウリディケ」の公開稽古と初日前会見が2月3日に東京・世田谷パブリックシアターで行われた。

2007年にニューヨークで上演され、ニューヨークタイムズ誌では「神秘的で素晴らしい前衛的な作品」とも評された、アメリカの人気劇作家、サラ・ルールによる戯曲『エウリディケ』が日本初演を迎える。ギリシャ神話として世界的にも知られるこの物語を、現代に置き換えて新たな視点で描く本作で演出を務めるのは、白井晃。切なくも美しいギリシャ神話のラブストーリーと、物語の根底に描かれる父と娘の愛の物語を情感豊かに作り上げる。

出演は、水嶋 凜、和田雅成、崎山つばさ、栗原英雄、櫻井章喜、有川マコト、斉藤 悠。ピアノ演奏を林 正樹。また、藤本一馬がギター演奏を務める。舞台経験豊富なキャスト陣により、切なくも美しいラブストーリーと、物語の根底に描かれる父と娘の愛の物語を情感豊かに描きだす。。サラ・ルールが天国の父と会話をするために執筆した現代版ギリシャ神話『エウリディケ』がいよいよ開幕。

初日前会見には、水嶋凜、和田雅成、崎山つばさ、栗原英雄、演出の白井晃が登壇した。

ーーエウリディケを演じられていかがですか?

水嶋 このままエウリディケを演じ続けていたらすごくお転婆な子になりそうだなと。感情もすごく豊かで言いたい時に言いたいことを言って思ったことにすごく素直。いろんな意味ですごく真っ直ぐな子になんかなっちゃいそうです。

栗原 いいじゃないか。(一同笑い)

――和田さんは役についていかがでしょう。

和田  音楽を愛してエウリディケを愛して。稽古場からすごく幸せな日々を過ごしています。 オルフェに助けてもらう部分がすごく多かったなと思います。いろんなことに夢中になるって本当に素敵だなっていうことを教えていただきました。

――いつもの和田さんとイメージが違う役だと思いました。

和田 ほんとですか?白井さんにいろいろとご指導いただきました。

――栗原さんは水嶋さんのお父さん役というこですが。

栗原 私は実際は子供はいないんですが、今回演じるにあたって水嶋さんと一緒にやって自分の中の性というものがあることを確認できました。40年近く(俳優を)やっているので、いろんな現場に行くと随分年上の方になってきて、若い子たちといるとついつい父親的な目で見てしまうところがあります。明日の初日に向かって精一杯の娘を想いたいと思います。

――栗原さんからご覧になった水嶋さんの印象は?

栗原 このまんまですね。すごく天真爛漫なところがあって、ちょっと抜けてるところもあったりね。いい意味でですよ。すごく素敵でキラキラしてる。和田くんに取られることに嫉妬を覚えます。(一同笑い)あ。オルフェですね(笑)。

――崎山さんお願いします。

崎山 今日ゲネプロで反応をいただけて、気付きもあったのでもう少しいろいろできるなと思いました。まだまだ底知れぬ、まだ見つけられてない部分が多いなというのが正直な感想です。今日も返し稽古でギリギリまで白井さんにご指導をいただいて、まだまだ自分なりにブラッシュアップしてやっていければなと思っています。

――白井さんは今日のゲネプロを終えていかがですか?

白井 皆さんものすごく頑張ってくださって、上々の出来栄えだったなという風に思っています。

――キャスト皆さんの印象は?

白井 12月上旬ぐらいから稽古をさせていただいて、台本だけだと非常に難解な部分もある作品なんですが、意味合いをお伝えしながら皆さんと共有しながらやってきました。やっぱり若いっていいなと思うんです。すごい伸びしろがあって。ほほ2ヶ月の間に、凜ちゃん、和田くん、そしてつばさくんも前回一緒にやった時よりもさらに成長している感じがありました。どんどん伸びていってくれるからどんどん稽古もしたくなる。明日もしようかな、みたいな(笑)。

――水嶋さん、和田さんは、白井さんから印象に残っているアドバイスはありますか?

水嶋 朝練?
和田 朝練を僕たち二人にやっていていただいて。
水嶋 ほんとに基礎的なところから発声の仕方や表現の幅をとにかくぐっと広げていただきました。
和田 稽古の1時間前ぐらいに二人で皆さんより先に来て・・
白井 朝、といっても昼練ですけど(笑)。
水嶋 気持ちは朝練で(笑)。

白井 栗原さんとは初めてのお仕事だったんですけど、映像や舞台を拝見している中で、本当に信頼のできる俳優さんだなと改めて思いました。この稽古場の守護神のように非常にリードしていただけたなと思っております。
栗原 いえいえ、ありがとうございます。
白井 素晴らしい父親を演じていただいております。

――栗原さんは演技について水嶋さんとお話をされたりしましたか?

栗原 ちょっとだけ困った時ぐらいですね。白井さんとマンツーマンでやっていましたので。
水嶋 めちゃくちゃ助けていただきました。私が「どうしようわからない」っていう風に目線が多分うろうろしていたんだと思うんですけど・・
栗原 その時にみかんをあげたりして。(一同笑い)
水嶋 みかんをくれて、「凛ちゃん。こうやってやるといいかもね」と、お父さんみたいにアドバイスしてくださって、すごい助けていただきました。
白井 私がエウリディケに求めていることを、栗原さんが「白井さんが言いたいことはこういうことだから、こういう風にやってみたらその答えが出るんじゃないか」っていうことを仲介してくださった。ほぼ同時期ぐらいに演劇に携わっているのでそのあたりの共通言語というのを栗原さんが分かってくださって、非常に凜ちゃんは助かったんじゃないかなと思います。
水嶋 助けていいただきました。

――いい親子の絆ができましたね。

栗原 これからどんどん深めていきたいと思います。
白井 なんかね、お顔まで似てるように見えてきて。本当の本当の親子みたいだなって思って今日も見てました。
栗原 余談なんですが、(水嶋さんの)お母さま(斉藤由貴)と夫婦役やったことあるんです。ドラマで。
水嶋 え!?そうなんですか。

――和田さんは初めての白井さんの演出でしたが、いかがでしたか?

和田 本当に基礎の部分からたくさん教えていただきました。稽古終盤の方で30分ぐらい二人でお話しさせていただく機会があったんですが、その時にいただいた言葉とか白井さんのこの役に対する思いとか・・その時間が僕にとってすごく大きかったです。自分の中で内側に入りすぎていた部分もあったんですが、共演者の皆さんに助けていただいたり、白井さんがこの作品にかける思いが誰よりも強くて、それに絶対に負けないようについていこうと思って。そういうところをたくさん教えていただきました。

――これからの役者人生にも生きてきそうですね。

和田 それこそ余談なんですけど、普段、僕ダメ出しというかノートに書き出すんですけど、いつも大体5ページぐらいで終わってるんですけど、さっき数えたら36ページあって。いっぱい書き込んだなあと思って。それだけ言葉をいただけたというのが僕にとってはプラスしかないので、この36ページ分しっかり生きようと思います。
栗原 千秋楽まで何ページになるの?
和田 78ページ。(一同笑い)

――崎山さんは、先ほど白井さんから前回より成長してるという話をしてくださいましたが。

崎山 嬉しいですね。白井さんからそういう言葉いただけるのは嬉しいです。 今回で一番嬉しかったのは、前回ご一緒した時は「崎山くん」だったのが、今回「つばさくん」ってなってて。なんかちょっと嬉しかったです。
白井 そういえばそうだね。
崎山 はい。ちょっと呼び方が変わってて。いろんな言葉をいただけるのも嬉しいんですけど、僕的に距離がちょっと近づいたのかなって恐れ多くも思いました。

――白井さんは自然とそういう風に変化していたということですか?

白井 そうですね。つばさくんだけがこちら四人の皆さんの中で一回やってるっていうところで、自分の中でのタガが外れたのかもしれないんですけど、気が付けば・・人見知りなので、初めは水嶋さんとか和田くんとかしか言えないんですけど、下の名前で呼べるまでに2、3ヶ月かかります。

――ちょうど舞台が終わる頃にかかってやっと仲良くなれる感じですか?

白井 「マサ」とか読んでるかもしれないです。(一同笑い)
和田 めっちゃ嬉しいです(笑)

――今は?

和田 今はまだ「和田くん」です。もう少し距離を縮められたら。
水嶋 私は凜ちゃんです。
和田 なんで俺だけ距離がある!?
(一同笑い)
白井 「凜くん」もありましたね。
水嶋 朝練のあたりから凜くんになってました。
和田 凜くんっていいよね。

――今回、崎山さんのお芝居もすごく怖かったです。目が印象的でした。

崎山 ありがとうございます。
和田 ギャンギャンですからね。
崎山 自分でやっていて新境地というか、自分にない部分を白井さんに引き出していただきました。三輪車を乗ったりもするんですけど、この世田谷パブリックシアターという場所で三輪車に乗れる男ってそうそういないと思う。
和田 確かに。
崎山 すごく風を切って気持ちよかったです。
和田 なんの感想!?(笑)。
栗原 三軒茶屋を三輪車で回れば?(笑)。
崎山 さすがにそれはちょっと恥ずかしいです(笑)。

――和田さん、崎山さんは、今回の稽古期間を通して新たに発見されたお互いの魅力があれば教えてください。

和田 今回、二人楽屋なんです。僕の趣味が格闘技なんですけど、それにつばさくんが付き合ってくれて。
崎山 ハマっちゃって。
和田 そういうのがなんか嬉しかったりとか。でも、さっきちょうど二人でいろいろ話してて・・
崎山 それちょっと恥ずかしいから(笑)。
和田 そうだね(笑)。全部はあれですけど、頑張っていこうじゃないですけど、やっていこうねっていう話をしたので僕はすごく気持ちが楽になりました。
崎山 これまで共演はしていたんですけど、ここまでがっつり話すことってあんまりなかったので、すごく話しやすいですし近しいというか、考え方やお芝居に対する姿勢も尊敬できる部分も多いですし、すごく一緒にいて楽ですね。それは新しい発見でした。

――それでは、最後に水嶋さんよりメッセージをお願いいたします。

水嶋 皆さんにサポートをしていただきながら、新境地を築きながらみんなで頑張って作った作品です。白井さんと皆さんとでいちから作り上げてきた品ですのでぜひ、皆さんに観てほしいです。よろしくお願いします。

公演は、 2024年2月4日(日)~2月18日(日) 東京・世田谷パブリックシアターにて、2月24日(土)~2月25日(日) 大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。


舞台『エウリディケ』
【出演】 水嶋 凜 和田 雅成
櫻井 章喜 有川 マコト 斉藤 悠
崎山 つばさ 栗原 英雄
【作】 サラ・ルール
【演出】 白井 晃
【翻訳】 小宮山 智津子
【音楽】 林 正樹
【演奏】 林 正樹(ピアノ) 藤本 一馬(ギター)
【日程・会場】
<東京公演>2024年2月4日(日)~18日(日)世田谷パブリックシアター
<大阪公演>2024年2月24日(土)・25日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
【チケット料金】全席指定 12,000円(税込)※ご購入後の返金・クレーム及びお席の振替は一切お受けできません。予めご了承ください。
【お問合せ】
<東京公演>公演事務局:https://supportform.jp/event(平日10:00~17:00)
※お問い合わせは24時間承っておりますが、ご対応は営業時間内とさせていただきます。
なお、内容によってはご回答までに少々お時間をいただく場合もございますので、予めご了承いただけますようお願い申し上げます。
<大阪公演>キョードーインフォメーション:0570-200-888 (平日・土曜11:00~18:00 ※日祝休み)
【東京公演主催】 ミックスゾーン、エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ
【大阪公演主催】 リバティ・コンサーツ
【企画・製作】 ミックスゾーン
【公式HP】 https://eurydice-stage.com/
【公式X(旧Twitter)】 @eurydice_stage