吉田仁人 初主演舞台『FFBE幻影戦争舞台』3月3日までヒューリックホール東京にて上演中!

舞台『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE』が、3月3日まで東京・ヒューリックホール東京で上演中。さらに、千穐楽を迎える3月3日(日)の12:30/16:30公演の生配信が決定。詳しくは公式HPにて(https://wotv-ffbe-stage.com/streaming.html

「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE」は、「FINAL FANTASY」シリーズ初のストレートプレイによる舞台化作品。赤き獅子の国リオニスの若き王子であるモント・リオニスを、今作が舞台初主演となる吉田仁人(M!LK)が演じる。また、モントの双子の弟シュテル・リオニス役は武藤潤(原因は自分にある。)、ホルン王国の第一王女であるマシュリー・ホルンを川上千尋(NMB48)が出演。そのほか、戦場の赤き焔 リリシュ役にはプロレス引退後初の舞台出演となる赤井沙希、幻視する槍術士 ラマダ役に清井咲希、神を名乗る者 サーダリー・クルステア役に浦野秀太(OWV)、命知らずの一番剣 シュゼルト役に桜庭大翔、刀魂の求道者 オー役に石坂 勇、蛮族の狂王 ムラガ・フェネス役にレイザーラモンHG、翼ある者 ギルガメッシュ役に姜 暢雄が決定。さらに、モント・シュテルの母である王妃 ヘレナ・リオニス役を鈴木紗理奈、父でありリオニスの王のエルデ・リオニス役を前川泰之が演じる。

初日前会見レポート

吉田 今回、初主演で初アクションといろんなことが初めてだらけでしたが、演者、スタッフ全員が仲良く和気あいあいしながら稽古をしてきました。登場人物それぞれの物語が交錯して必ず誰かに感情移入ができるようなストーリーだなと思います。ぜひ、たくさん浸っていただければと思います。

武藤 ファイナルファンタジーの世界を舞台で体験できるようなひとつの作品となっています。ゲームも発売しますが舞台も熱いよ!ということをここで証明したいと思います。ぜひ、お楽しみください。

川上 バトルがすごく多いので、本当に臨場感溢れる舞台となっております。男性だけではなく女性もバチバチに戦いますので、すごいなと思いながら観てもらえたら嬉しいなと思います。

鈴木 アクションやオールマッピング、レーザーがいろいろ入っていて、ゲームの世界観も楽しめるようになっています。ファイナルファンタジーのすごいところは、登場人物の生い立ちやどうして今に至ったかという背景がしっかり描かれているところで、そこはお芝居がゲームに勝てる部分。生身の人間がその感情をやり取りするのはゲームに唯一勝る部分だと思うので、それを我々役者が体現してファイナルファンタジーの舞台はより人物を考察できて感じられる作品になればなと思って頑張りたいと思います。

前川 僕たちのこの衣裳や甲冑、武器を専門のスタッフさんたちが努力と気持ちを込めて見えないところまでこだわって作ってくれたので、これを身につけることでこの世界にすごく入りやすくなった部分があります。ぜひ、それは劇場に足を運んで間近で観ていただきたいと思います。そして、舞台と映像でファイナルファンタジーゲームにすごく忠実に作られていますので、ここに生きた人間が立って血の通ったキャラクターが人生をかけて一生懸命生きている姿は皆さんに楽しんでもらえると思います。

――演じるにあたって意識したところは?

吉田 僕は、台本を読んだり実際にゲームをプレイして、モントを自分の中でどうお芝居にしていこうかと考えたんですが、みんなと会話をする中でヒントを得てモントはどんどん成長していきました。みんなのセリフの言い回しやそこに込めている思いを汲み取ろうとしながら、毎日みんなとコミュニケーションを取っていくことでモントを成長させていこうと意識をして稽古に臨みました。モントはすごく勇敢で、自分がリオニスを守るんだ。となっていくところはすごいなって思います。僕がもしこの世界にいたとしたら、話にもならないようなインドアですぐに家にこもっちゃうような子だったので(笑)。 非現実的でありながらモントを演じるようになって、僕も僕自身をすごいなと思いながら、そのすごいところやモントの良さを伝えれるように表現しようと思いました。モント自身のことをすごいカッケエなって思います。

武藤 シュテルは・・僕一人っ子なので・・あと王子でもないので・・
(一同笑い)
吉田 当たり前だろ!(笑)
前川 そんなに王子はいないと思う(笑)。
鈴木 なかなかいない(笑)。可愛いわ(武藤を見て)
武藤 シュテルの家族思いなところは、僕も家族と仲が良いのでそこは似ているかなと思います。
前川 髭が取れるからあんまり笑わさないで。
武藤 ごめんなさい(笑)。
鈴木 お茶目すぎる。可愛い。
前川 王子でもないもんな。それは俺もそうだよ。俺も国王でもないもん。
鈴木 私も王妃でもない(笑)。
吉田 みんなそうだよ(笑)。
川上 私も女王ではないんですけど(笑)、マシェリの女王なのにも関わらず国のために戦場に出るという姿はすごくかっこいいなと思います。私自身、グループで活動していて誰かのためにということを普段から意識してるいるんですけど、なかなかできることではないと思うので理想の女性像というか・・強すぎるんですけど憧れる女性だと思いながら演じています。私生活でも口調が「~なのじゃ」となっていたら皆さん注意してほしいなって・・・
吉田 なってるなってる。
川上 なってる?なってないんですけど(笑)
吉田 すみませんでした(笑)。
川上 (笑)。そんな感じで、普段から沁みつかせられたらいいなと思いながらやっています。
鈴木 先ほどシュテルが言ったように、私も親として共感する部分があります。2人の息子(吉田と武藤)を我が子のように思うことがあるくらい、ヘレナは国を背負って国と血を守っていく役割もあるんですが、やはり母親として息子たちを成長させたいとか生き延びさせたいという心が垣間見えるんです。国を守る以上に子供を守りたいという思いが勝つ瞬間がすごく理解できて、そこを一番大切に演じるようにしています。自分と違うところは、王妃なので動きがゆっくりで品があるんです。一番苦手なところで・・
前川 品あるよ。ママ。
(全員頷く)
鈴木 ほんとに?そんなことない・・ありがとう、パパ。
(一同笑い)
鈴木 そこの動きはすごく意識したところです。そしてビジュアルをきっちり作っていただいたので安心なんですが、わたし、毎週コメンテーター番組に出て毎週のようにコメントが記事になるんですね。今回来られている雑誌社の方が鈴木紗理奈の素材を持っていない場合、この写真(ヘレナ)で私がこういうコメントしたよって記事になるのではないかと思って恐れています。
(一同笑い)
吉田 その時は、宣材写真を使ってほしいですね。
鈴木 宣材(写真)使ってほしいね。
前川 リオニスという国の国王なので、国王たる威厳というものをどうやって表現するかということや国の生末を第一に考えていく上で自分の感情を押し殺してる様を第一に表現しなきゃいけないっていうところで、どうしても前川泰之という人間の人の良さが溢れ出て・・・
鈴木 自分で言うなっ!
(一同笑い)
前川 (ツッコミが)はやいなあ(笑)。そういう自分らしいところをいかに押し殺して感情を見せずに表現していくところは、今回自分でチャレンジしてるところであり、意識しているところです。基本的に自分と似ているところはあんまりないかな。一つだけあるとすれば、子供思いである。そこだけは一緒かなと思います。
鈴木 そうですね。我ら王と王妃はすごく強くて子どもたちについて来い!というタイプなんですが、私たちは実際は、子どもの尻にどちらも敷かれているので。プライベートでは。
前川 そうだね。

――お稽古場でのエピソードはなにかありますか?

川上 それこそリオニス家の4人の方は、普段から「パパ、ママ」って呼んでいたりとか。
吉田 それは言わないでほしいなあ(笑)
川上 「パパ、ママ、息子たち」って呼んでいたりとか、本当に4人の方が引っ張ってくれている座組だなって思えるくらい、家族の絆が出来上がっているなと。
鈴木 裏のリオニス家があるよね。令和のリオニス家は
武藤 めちゃめちゃ平和っすね。
吉田 基本的に「パパ、ママ」呼びで。
武藤 家族の話でもあるので、そういうところで・・あの・・
前川 ん?どうした?
鈴木 シュテちゃん、頑張ってまとめようとしてる?
吉田 稽古場でずっと謎めいた行動をするのがシュテル。
前川 潤、おもしろいね。
鈴木 可愛いのよ。
吉田 僕の剣に自分の手袋をはめて「仁人さん、見てください。手がつきました」って和ませてくれるんです。ずっと意味わかんないこと言ってて半分無視なんですけど(笑)、それで現場の緊張がほぐれるのでそれはすごいいいなと思います。みんな仲が良いよね。
武藤 ほんとにそうですね。

――見どころのひとつである殺陣のシーンのお稽古は大変でしたか?

吉田 どうよ?マシュリー。
川上 私はすごく殺陣が好きなんですけど、殺陣って踊りに若干似ているところがあるじゃないですか。
吉田 振付という点ではね。
川上 はい。だからできるなって勝手に思っていたんですけど、こう振り回したらちょっと剣が当たるところで力を入れないといけないという細かいニュアンスがすごい難しくて。
鈴木 えっ!?そんなことまで意識してるの?
川上 はい。
鈴木 すごい!
吉田・武藤 お母さん(笑)。
鈴木 私、(腕を振るしぐさをしながら)こうしかしてないよ。
吉田 様になってますよ。
鈴木 ほんとに?
吉田 自然とできてるんだと思います。
鈴木 みんな、殺陣はすごい。
川上 お芝居以外にも意識しないといけないことが今回多いので、そこは皆さんに教えていただきながらブラッシュアップしてきたなと思います。
前川 好きなんだね。殺陣。
川上 はい。
前川 稽古中、すごい楽しそうに人をボッコボッコにしてるもん。
鈴木 笑いながらやってるよね(笑)
前川 あはははって。
鈴木 生き生きしてやってるよね。
前川 でも、本当にこの3人は大変だと思う。ずっと動きっぱなしだし。
吉田 セリフを言ってる時以外というかセリフを言いながらでもほぼアクションをしてるよね。でも、剣を交えている中にも一個一個気持ちが乗っかってくるからすごいよね。お芝居をしていてすげえ楽しい。潤も初アクション?
武藤 そうですね。ここまで本格的な殺陣は初めてです。
鈴木 ええっ!むちゃくちゃうまい。初アクションなんだ。みんな。
吉田 僕と潤は初めてですね。
鈴木 私も初アクションだけど、なんだろ。この差は。
吉田・武藤・川上 いやいやいや。できてます。めっちゃ上手です。かっこいいです。
鈴木 それをほしくて言ったんだけど(笑)
(一同笑い)
武藤 甲冑があるとまた変わりますもんね。
吉田 そうだね。甲冑とマントの裁きとかいろんなことに気を付けないといけなくて、なかなか新鮮ですけど。
武藤 けっこう見どころですよね。
吉田 ほんとに見どころ。

――最後にお客様へのメッセージをお願いいたします。

再現度でいうと、プロフェッショナルのスタッフさんたちが作ってくれたのでそこは納得していただけるクオリティなんじゃないかなと思います。ゲームをプレイされている方はもちろん、このストーリーを全く知らない方も、登場人物の誰かに共感したり、自分の境遇と重ねながら感情移入していただけると思います。アクションも満載で、観た後に明日からもちょっと頑張ってみようかなとか、ちょっと強くなった気がすると思えるくらいボリュームたっぷりなのでぜひ、没入して楽しんでいただければなと思います。僕たちはここから14公演すべて100パーセントを超える力でやっていきますので、ぜひ、楽しんでください!

舞台写真

写真:©︎岩田えり

舞台写真はplus a公式Instagramでも公開中!(@plusastage


公演概要
FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE
【原作】 FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争(スクウェア・エニックス)
【⾳楽】 上松範康(Elements Garden)
【脚本・演出】 松多壱岱(ILCA)
【出演】吉田仁人(M!LK)/武藤 潤(原因は自分にある。)川上千尋(NMB48)
赤井沙希 清井咲希 浦野秀太(OWV)桜庭大翔
石坂 勇/レイザーラモンHG 姜 暢雄/鈴木紗理奈 前川泰之
奥平祐介 加納義広 ⼯藤翔⾺ 熊倉 功 澤⽥圭佑 下尾浩章 中野貴⽂ 横⽥ 遼 ※五⼗⾳順
【日程・会場】 2024年2⽉23⽇(⾦・祝)〜3⽉3⽇(⽇)ヒューリックホール東京
【チケット料⾦】
FF席︓12,000円(税込)※注釈有り
B席︓9,900円(税込)
E席︓8,800円(税込)※客席後⽅ブロックとなります。
【⼀般発売⽇】2023年12⽉17⽇(⽇)10:00
【主催】 エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ
【企画・製作】 エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ/ILCA
【企画協⼒】 スクウェア・エニックス
【お問合せ】 公演事務局︓https://supportform.jp/event(平⽇10:00〜17:00)
【公式HP】https://wotv-ffbe-stage.com/
【公式X(Twitter)】 @WOTV_FFBE_STAGE
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