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橋本祥平、中村浩大ら新たなキャストで贈る “野球”に憧れを抱いた球児たちの物語 舞台『野球』再演決定!

2018年夏、西田大輔による鋭い感性と、繊細な表現による作・演出で、大きな話題を呼んだ舞台「野球」の待望の再演が決定。2024年6月22日(土)~6月30日(日)東京・天王洲 銀河劇場にて、7月6日(土)~7日(日)大阪・サンケイホールブリーゼにて上演する。

第二次世界大戦中、”野球”に憧れを抱き、白球を追いかけた少年たちの物語が、再び開幕。

鋭い感性と、繊細な表現、演者の持つ力を最大限に押し出す粋な演出で数多くのヒット作品を手掛け、舞台界という荒野を開拓してきた西田大輔が本作で描くテーマは、第二次世界大戦中、日本で”野球”に憧れを抱き、白球を追いかけた少年たちの物語。
新型コロナウイルスにより史上初甲子園が初めて中止になった、2020年。「“野球がしたくてもできない”という球児たちの葛藤や無念さ、そして白球に憧れる強い思いというのは、時代背景は違えど、通ずるものがあるのではないか。今だからこそ描ける、舞台『野球』があるかもしれない」という西田の想いにより、再演が決定した。
戦時中の日本では、野球は敵国の国技であるが故に、「セーフ」、「アウト」と言った野球用語は全て日本語化される他、野球を行うことすら球児にとっては厳しい時代だった。そんな環境下で、特攻隊として飛び立つ前に最後の願いとして行った野球試合を描く。

今回、新たなキャストに、橋本祥平、中村浩大、財津優太郎、西銘駿、健人、大隅勇太、結城伽寿也、大崎捺希、大見拓土、相澤莉多、瀬戸啓太が集結し、さらに猪野広樹、傳谷英里香、村田洋二郎、そして川原和久が物語を熱く彩る。

今回も、西田大輔を筆頭に舞台を形作るのは、現在読売ジャイアンツ2軍監督を務め、甲子園通算20勝の戦後最多記録を保持する桑田真澄が野球監修を担当。また、数々のCMやドラマ、舞台の主題歌に起用され、唯一無二のメロディーを生み出す笹川美和が音楽で彩る。

コメント

橋本祥平

初演が2018年、当時あまりの反響に各方面からこの作品のお話を色々とお聞きいたしました。今も尚、観劇された皆様の心に残り続けている作品。そして6年の時を経て新たなキャストで再演という形で皆様の前に立たせていただく事、心から光栄に思います。当時舞台上で必死に生きたキャストさんに思いを馳せ、責任を持って穂積 均という役を演じさせていただきます。素晴らしいこの作品を後世に残せる様に、受け取ったバトンをしっかり握りしめて挑ませていただきます。

中村浩大

この度、唐澤静を演じさせていただくことになりました、SpeciaLの中村浩大です。僕は野球未経験ですが、唐澤静は野球センスにあふれた天才という役なので、しっかりと演じられるよう努めます。共演者の皆様とも一緒に楽しく演じられたら嬉しいです。そしてなにより、観に来てくださる皆様に楽しんでいただけるよう、毎公演大切に演じさせていただきます。この経験が僕の目指す先へ繋がるよう精一杯努める所存でございますので、応援の程よろしくお願いします。

川原和久

作・演出の西田君は大学の後輩で、昔、彼の劇団の芝居を何本か拝見し、飲みに行ったりはしてましたが、お仕事をするのは初めてです。また他の皆さんも初めましての方が殆どで、しかも皆さんお若い! 緊張感もありつつ、4年ぶりの舞台出演を楽しみにしています。多くの方々にお越し頂ければ幸いです。

作・演出/西田大輔

また、あの忘れる事のない夏がやってきます。
誰よりもただ、野球をやりたかった若者たち。
ただ、その彼らに野球をやらせてあげたかった大人たち。
今なら当たり前にあることが、何もなかった時代。
その人たちがいたからこそ、今があるのだと思います。
舞台『野球』
全力の汗で、お届けするつもりです。

【あらすじ】
届かなかった、あのマウンドにーー。少年たちの生きた夏
1944年、夏。グランドでは、野球の試合が繰り広げられていた。甲子園優勝候補と呼ばれた伏々丘商業学校と、実力未知数の有力校、会沢商業高校の試合である。会沢の投手・穂積が、捕手・島田の構えるミットを目掛けてボールを投げる。ど真ん中に入った球は力強く打ち抜かれた。
穂積と幼馴染の伏々丘四番打者で投手・唐澤も高い空を見上げた。それは紛れもなくホームランだったーー。
戦況が深刻化するなか、敵国の競技である野球は弾圧され、少年たちの希望であった甲子園は中止が宣告された。兵力は不足し、学生たちには召集令状が届く。甲子園への夢を捨てきれず予科練に入隊した少年たちは、”最後の一日”に出身校同士で紅白戦を行う。
「たとえあと一球でもいいから投げていたい。時間があるなら何度でも。」野球を心から楽しみ、仲間を思い、必死で白球を追う少年たち。それぞれの思いがグランドを駆け巡るなか、最後の試合が幕をあける届かなかった、あのマウンドにー 少年たちの生きた夏

本作は、東京公演を2024年6月22日(土)~30日(日)天王洲 銀河劇場にて、大阪公演を7月6日(土)~7日(日) サンケイホールブリーゼにて上演。詳細は、公式HP (www.homerun-contrail.com) にて随時発表。


公演概要
舞台「野球」飛行機雲のホームラン ~ Homerun of Contrail
【作・演出】西田大輔
【野球監修】桑田真澄
【音楽】笹川美和
【出演】橋本祥平 中村浩大 財津優太郎 西銘駿
健人 大隅勇太 結城伽寿也 大崎捺希 大見拓土 相澤莉多 瀬戸啓太
猪野広樹 傳谷英里香 村田洋二郎
川原和久
【チケット料金】全席指定 9,900円(税込)
【日程・会場】
<東京公演>2024年6月22日(土)~30日(日)天王洲 銀河劇場
<大阪公演>2024年7月6日(土)~7日(日) サンケイホールブリーゼ
【公式HP】www.homerun-contrail.com
【公式twitter】@Contrail_St