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桑田真澄が公開練習に参加。橋本祥平 中村浩大ら出演キャストに実践指導「吸収力も高く、公演が楽しみ」舞台『野球』

2018年夏以来の待望の再演が決定した、舞台『野球』飛行機雲のホームラン~ Homerun of Contrail 。本作の野球監修を担う、プロ野球・読売ジャイアンツ二軍監督の桑田真澄が公開練習に参加。橋本祥平、中村浩大ら出演キャストにキャッチボールやノック、捕球、投球フォームなどの実践指導がベースランド新木場にて行われた。

本作は第二次世界大戦中、”野球”に憧れを抱き、白球を追いかけた少年たちの物語。野球を行うことすら球児にとっては厳しい戦時下で、特攻隊として飛び立つ前に最後の願いとして行った野球試合を通じて、当時の少年たちと人々の熱き想いが舞台上で交錯し描かれる。

公開練習後に取材会が開かれ、橋本祥平、中村浩大、財津優太郎、西銘駿、健人、大隅勇太、結城伽寿也、大崎捺希、大見拓土、相澤莉多、瀬戸啓太、猪野広樹、村田洋二郎、西田大輔(作・演出)が参加。

取材会コメント

――2018年に続いて、舞台『野球』の野球監修を携わるにあたっての思いをお聞かせください。

桑田 昨年、西田監督から是非お願いしますということをいただきまして、 僕も嬉しく思いましたし、また少しでも力になれたらいいなと思って引き受けることになりました。何人か濃いキャラの人がいて覚えてるんですが・・(村田洋二郎をみて)

村田 ありがとうございます!

(一同笑い)

桑田 2018年の時はすごく元気があって彼らの熱量がすごかったんですね。今年はどうかなと思いながら来たんですが、前回を上回るぐらいみんな元気で野球の技術の吸収力も高いですよね。この数時間ですごく上達していたので、舞台の本番を楽しみにしています。

――では、役どころと本作の意気込みをお願いします。

橋本 会沢商業学校の穂積均というピッチャーの役を演じます。『野球』というタイトルだけあって、演劇の熱量はもちろんのこと、お客様がストレスなくのめり込んでくださるためには、野球の技術というのはものすごく大事なことだと思うんです。「あれ?あの人初心者っぽいな」という違和感を覚えてしまったら物語に没頭できなくなってしまう。だから、野球の説得力というのは本当に大事だと思うんです。それで今日、桑田さんに「戦時中の野球はこういうことだよ」ということを教えていただけたというのは本当に身になりました。これを明日からの稽古に早く取り入れたい気持ちでいっぱいでございます。今日教わったこと全てを稽古に入れて頑張ります。

中村 僕は唐沢静香という天才ピッチャーの役なので、桑田さんに教えていただけるということで、今日教えていただいたことは全部吸収していきたいです。自分の思っていたフォームや捕球の仕方も正しくないと分かったので、桑田さんから学んだことを活かして、天才ピッチャーの役にふさわしい野球を皆さんにお見せできるよう頑張りたいと思います。

財津 僕は会沢商業学校の島田治人というキャッチャーの役を演じます。島田という役は、もしかしたら登場人物のなかで一番、『野球』という舞台で行われる試合の勝ち負けにこだわっている人物なんじゃないかなと思っています。稽古をやる中で、ひとつひとつのプレイや一球一球にこだわりたいという思いがあり、今日桑田さんに教えていただく機会をいただけて、みんなで野球をやるという楽しさを知れました。当時の(選手たちの)動きや野球の技術を取り入れ、明日からの稽古に役立てたいと思います。

西銘 会沢商業学校の浜岡喜千男役という役でショートを守っています。作品の中でゲッツーを取ったり、セカンドと一緒にプレイをするシーンがあるんですが、「この球を逃したらどうしよう」みたいな不安があったんですけど、今日桑田さんにたくさん学ばせていただいて、ボールを取る時の恐怖心がなくなってすごくいい勉強になりました。そして、桑田さんの生の投球フォームを見て興奮しすぎて鼻血が出ちゃいました(笑)。それくらい感動しています!

健人 岡光司を演じます。岡先輩とみんなに慕われて、野球が上手くなければいけないポジションでありながら、人生で野球をしたことが一度もなかったんですが、今日桑田さんにいろいろ教えていただいてすごく楽しかったです。もっと昔から始めていればよかったと後悔しつつも、本番ではしっかり戦時中の野球を表現しつつ、岡先輩としてチームのメンバーを引っ張っていけるくらい上手くなって頑張っていきたいと思います。

大隅 伏ヶ丘商業学校の堂上秋之役を演じます。秋之は野球以外の記者になりたいという新しい夢をみつける役どころでもあるんですが、今まで野球が大好きでやってきたけど、最後の一日でも野球に打ち込むことを意識してやっていきたいと思います。僕も野球未経験ではありますが、毎日一球でも多くキャッチボールして、一秒でも長くグローブに触れて、野球人になってお客様の前に立ちたいと思っています。

結城 会沢商業学校の早崎歩役でセカンドを守ります。僕自身サウスポーですが、セカンドは右利きで守らなければならないですが、今日は桑田さんに教えていただけるということで、左利きで練習してしまいました(笑)。本番は、右利きで演じますので、今日は、足の運び方や守備は、明日の稽古からトライしながら頑張りたいなと思います。

大崎 佐々木新役でショートを守らせていただきます。舞台上では存在感を出せるように頑張ろうと思います。新という人物は、自分を犠牲にして誰かのために尽くせる優しい心を持ってる人間だと思います。打者の天才と呼ばれるような選手なので、皆さんからたくさん教えてもらえると嬉しいです!

大見 会沢商業学校で外野手の田村俊輔役を演じます。今日、桑田さんから外野手でも両手でボールを取るんだということを教えていただいたのがとても大きかったです。何より、いちファンとして当時の桑田さんのことを「桑田」と呼んでいた自分が、今日こうして「桑田さん」と呼んでいることが不思議な感覚で、すごく嬉しく思っています!

相澤 菱沼 力役でセンターです。自分も野球は未経験なんですが、今日初めて桑田さんに教えていただいてすごく楽しかったです。自分の中で野球が楽しいと今日初めて感じたので、この気持ちを切らさないように、舞台上でも野球を楽しむ気持ちと戦時中の球児の思いをしっかり巡らせながら頑張っていきたいと思います。

瀬戸 伏ヶ丘商業学校の大竹明治役を演じます。天才ピッチャーの唐澤静の女房役ということで、信頼関係が大事だと思うのでそこをまず築いていけたらと思っています。僕は中学校の時に野球をやっていたので自信があったんですが、今日稽古をして改めてもっともっとやれるなと思いました。もっと極めてチーム全体の女房役のような存在になれるように頑張りたいと思います。

猪野 僕は穂積大輔という海軍中尉の役で、舞台上では球児たちの障壁にならなければならない役ですが、今日は桑田さんに教えていただくことができ、みんなと一緒に笑顔で楽しんでしまいました。後悔はしてません(笑)。穂積大輔も野球をやってたという過去があり、それを踏まえたうえで明日からまたみんなの障壁なり、海軍中尉を体現できればと思っております。

村田 菊池勘三役を演じます。2018年の公演では穂積大輔役で出演したんですが、今回蓋を開けてみたら監督菊池寛三というみんなの監督役をやることになりました。本来ならば野球のことを何も知らない、野球が下手くそでみんなからツッコまれるような役どころなんですが、今日は桑田さんに会いたくて練習に来てしまいました。

(一同笑い)

村田 素晴らしい指導で、野球がうまいところを見せちゃうんじゃないかと思うくらいなんですが、本番では野球は一切やりません!ただ桑田さんに会いたかったです!

(一同笑い)

村田 桑田さんが練習中におっしゃっていた「人を思って野球をやりなさい」という言葉が、僕にとってとても心に響いて、この作品も人を想う作品になっているので、そこもぜひ見ていただければなと思っております。

西田 僕は、子どもの頃に桑田さんが決して大きくない体で甲子園優勝を飾ったことへの憧れで野球を始めた少年でしたので、この物語を作ったのも桑田さんがイメージでありました。この物語の始まりが桑田さんでもあると思っていますので、桑田さんに野球の監修をしてもらいたいなという思いがありました。舞台での時代背景は、ピッチャーという言葉もアウトもセーフも言ってはいけない敵国の言葉である英語は言っては行ってはいけない時代ですが、残された最後の1日でも、野球をやりたいと思う気持ちや野球が好きな少年たちの話を桑田さんと一緒に作りたいと思いました。

――新キャストを迎えて、改めて本作の見どころを教えてください。

西田 前回の作品の時にあった通り、甲子園も二度と戻れない。高校球児たちのやりたくても負けてしまったら二度とできないという意味もあったので、選手に関しては一度きりという意味で今回揃ってくれました。今日初めて野球の練習をやったんですが、稽古においてはほんとにひたむきな俳優たちが集まっているなと思っています。ゲームが変われば内容も変わると同じような気持ちでやっていきたいと思っています。

――最後にお客様へのメッセージをお願いします。

橋本 本日は、桑田さんに教えていただけるという素敵な場を設けていただいて、気合十分でございます。再演ということで、お客様の期待もものすごいものとなっていてハードルも上がっているんですが、僕らは僕らの『野球』をお届けしたいなと思います。最後まで全力で頑張りますので、ぜひ劇場に足を運んでくださったら嬉しいです。よろしくお願いします。

撮影:神ノ川智早

公演は、6月22日~6月30日まで東京・天王洲銀河劇場にて、7月6日・7日に大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。

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公演概要
舞台「野球」飛行機雲のホームラン ~ Homerun of Contrail
【作・演出】西田大輔
【野球監修】桑田真澄
【音楽】笹川美和
【出演】橋本祥平 中村浩大 財津優太郎 西銘駿
健人 大隅勇太 結城伽寿也 大崎捺希 大見拓土 相澤莉多 瀬戸啓太
猪野広樹 傳谷英里香 村田洋二郎
川原和久
【チケット料金】全席指定 9,900円(税込)
【日程・会場】
<東京公演>2024年6月22日(土)~30日(日)天王洲 銀河劇場
<大阪公演>2024年7月6日(土)~7日(日) サンケイホールブリーゼ
【公式HP】www.homerun-contrail.com
【公式twitter】@Contrail_St