関哲汰「皆さんの生きる糧のひとつになれば嬉しい」山田ジャパン舞台『9でカタがつく』開幕
劇団「山田ジャパン」の旗揚げ10周年を飾った人気作『9でカタがつく』が、7年ぶりに再演の幕を開けた。
独自の哲学とユーモアで描かれる本作は、エキゾチックな「オリエンタルタウン」の雀荘を舞台にした人間ドラマ。主演に山田ジャパン初出演となる関 哲汰(ONE N’ ONLY)、雀荘のオーナー役に百田夏菜子(ももいろクローバーZ)を迎え、劇団の旗揚げメンバー・いとうあさこが初演から続投する。そのほか、吉田メタル、松田大輔(東京ダイナマイト)、カジ(さくらんぼブービー)ら個性豊かなキャスト陣が脇を固める。
家族の再生を願う母と、過去を拒絶する息子。麻雀打ちたちが集う夜の片隅で、9年の歳月を経て交錯する親子の運命にどのような“カタ”がつくのか。ミステリアスなビジュアルとともに、不思議な物語の結末に注目が集まる。
開幕に際し、関は「笑えるところもあれば、思わず胸が熱くなるシーンもあって、最後まで飽きずに楽しんでいただける作品になっていると思います。」、百田は「みんなで作り上げてきたものをしっかりお届けできるように頑張りたいと思います!!」と語り。いとうは只今、肩、ブン回し中。ただ、“フルパワー”の為にはやはり体力。今夜は肉、食します(笑)」と意気込んだ。
初日コメント
関哲汰
舞台稽古から山田さん、そして演者の皆さんと一緒に作り上げてきたこの作品を、早く皆さんに届けたいという気持ちでいっぱいです。
笑えるところもあれば、思わず胸が熱くなるシーンもあって、最後まで飽きずに楽しんでいただける作品になっていると思います。
そして今回は、時空を超えたストーリー展開にもぜひ注目していただきたいです。
チヒロの知られざる過去から現在に至るまでが、鮮明に描かれています。
この作品を観てくださる皆さんにとって少しでも心に残り、日々を生きる糧のひとつになってくれたら嬉しいです。
舞台でお待ちしてます。
百田夏菜子
「9でカタがつく」
ついに初日を迎えます。
今回山田ジャパンさんの世界に初めてお邪魔して、本当に刺激的な幸せなお稽古時間を過ごさせてもらいました。
みんなで作り上げてきたものをしっかりお届けできるように頑張りたいと思います!!
いとうあさこ
幕が上がります。私は、公演が決まった時、台本があがった時、劇場に入った時など、いろんな瞬間に嬉しすぎて大暴れしておりますが、この“幕が上がる”瞬間も最高に痺れます。千穐楽まで、みんなで作りあげてきたこの作品を超フルパワーでお届けしたい、と只今、肩、ブン回し中。ただ、“フルパワー”の為にはやはり体力。今夜は肉、食します(笑)
吉田メタル
初めての出る側からの山田ジャパン。
稽古場での稽古が終わった。
今思うのは正直もっと稽古したかった。
でもそれは稽古不足ではなく、もう少しあの空気感を味わっていたいなって。
気を抜くと普通に笑ってたり、泣いてたりする脚本に演出。
何度観る側にまわりたいと思ったかw
そんな
山田ジャパン「9でカタがつく」
出る側、集中して楽しみます!
観る側、楽しんでいただけます様に♪
松田大輔
いよいよ幕が開きます。今回の松田、テーマは運動量。稽古中、何度も挫けそうになり稽古場から走って逃げようかと思いましたが、駅まで遠いので、そっちの方が疲れるなと思い踏みとどまりました。この思い気持ちを客席に届けます。是非お見逃しなく。
舞台写真
夜。ネオンひしめく、オリエンタルタウン。その片隅に「ムジナ」という名の麻雀荘があった。夜な夜な入り浸るこってりした連中の中に、一人の謎めいた青年がいる一一近田チヒロ(関哲汰)。どこから来て、何をしている青年なのかは誰にも分からない。
チヒロは自分の過去に繋がる話を一切しない。ただ現在だけを爽やかに生きる、ミステリアスな男であった。
そんな彼のもとにある日、チヒロの過去を誰よりも知る母の近田カヨ(いとうあさこ)が現れてしまう。この場所を突き止めるまでに9年かかったとはしゃいでいる。カヨは、チヒロの現在に割り込むようにこの街で生活を始める。彼女の目的は……「家族をもう一度やる」こと。しかしチヒロは頑なに受け入れない。そのまま親子が雀荘で顔を合わせるだけの奇妙な日々が続く中、カヨはムジナの女性オーナー、ミヨン(百田夏菜子)と心を通わせていく。急速に友情を育む二人を見てチヒロは「また過去と現在が繋がってしまった」と嫌悪する。折を見てミヨンが親子の間を取り持とうとしても、まるで聞く耳を持たないチヒロ。
この男、意地でも過去を捨てたいらしい……
9 年間も離れ離れになっていた親子の間には何があったのか? そしてチヒロはなぜ過去を隠すのか?徐々に明らかになっていく過去と、ムジナの現在が緩やかに交差する。これは、家族の再生に燃える母親とそれを拒否する息子、そしてそれを見
守る麻雀打ちが織りなす、不思議な不思議な物語である。
公演は、2026年3月20日(金・祝)〜29日(日)まで本多劇場にて上演。
公演概要
山田ジャパン 2026年3月公演「9でカタがつく」
脚本・演出:山田能龍
出演
関哲汰 / 百田夏菜子 / いとうあさこ / 吉田メタル / 松田大輔 / 二葉勇 / カジ / 横内亜弓 / 羽鳥由記 / 二葉要 / ほか山田ジャパン劇団員
日程・会場
2026年3月20日(金・祝)〜29日(日)本多劇場