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「ファイナルにして最高傑作」戸塚祥太、加藤和樹ら、5人の絆が爆発!舞台『BACKBEAT』東京公演開幕!

舞台『BACKBEAT』ファイナル東京公演開幕!ビートルズ来日60周年に響く、伝説の「5人」の鼓動

愛知、大阪のツアーを経て、いよいよ東京公演が開幕。世界的ロックバンド・ビートルズの創成期を、20曲以上の熱い生演奏で綴る舞台『BACKBEAT』の取材会および公開ゲネプロが行われた。
ビートルズ来日公演から60周年となる2026年。初演から絆を深めてきた5人が、ついにファイナルステージへと挑む。

青春を疾走する5人のビートルズ、その熱狂の源

本作は1994年公開の伝記映画をイアン・ソフトリー監督自ら舞台化した青春物語。翻訳・演出の石丸さち子が「年齢に関係なく、先の見えない未来に向かって疾走するエネルギー」と語る通り、劇場の空間を突き破るような生々しいライブ感が観客を圧倒する。

物語の始まりは1960年、イギリス・リヴァプール。絵の才能を持つスチュアート・サトクリフ(戸塚祥太)は、親友のジョン・レノン(加藤和樹)に誘われ、ロックバンドにベーシストとして加入する。やがてジョージ・ハリスン(辰巳雄大)ポール・マッカートニー(JUON)ピート・ベスト(上口耕平)ら5人の「ビートルズ」は、ドイツ・ハンブルクの地で頭角を現してゆく。
そんな彼らの前に現れたのが、写真家アストリッド・キルヒヘア(愛加あゆ)と、彼女をクラブへ連れてきたクラウス・フォアマン(林翔太)だった。スチュアートは彼女との出会いをきっかけに再び画家の道を志すが、ビートルズの評判は日に日に高まってゆく。芸術への情熱と、バンドとしての成功。その狭間で揺れるスチュアート……。

このドラマチックな原点の物語を演じるにあたり、戸塚は、「ファイナルにして最高傑作が出来上がった」と強い自信を見せる。「誰かの真似ではなく、自分だけの色でキャンバスを染め上げたい」――そんなスチュアートが抱く芸術への純粋な渇望を体現するように、「お客様やスタッフからの愛を、自分なりの色に変換して、ステージの上に優しく叩きつけていきたい」と語るその情熱は、まさに劇中のスチュアートが命を燃やして描こうとした、一瞬の閃光そのものだ。

対するジョン役の加藤は、初演からこの巨大な存在に向き合い続けてきた日々を振り返り、「最初はジョンを演じることが怖かった」と吐露。しかし、再演を重ねた今は「一人は作れない。みんなが自分をジョンにしてくれる」と、周囲への全幅の信頼を語る。その言葉からは、リヴァプール時代から続くジョンとメンバーたちとの深い絆が、現実のキャスト同士の信頼と重なっている。

ジョージ役の辰巳は、この作品に出たい一心で「ギターが弾ける」と嘘をついてしまった7年前の秘話を告白。しかし、ジョージの探究心と重なるようにギターに触れ続けてきた歳月が、彼を本物の表現者へと変えた。「今では皆さんが『ギタリストの手をしてるよ』と言ってくれる。ジョージとしてステージに立っている自信があります」と胸を張る。さらに「嘘を本当にする男です!」と力強く宣言し、「このバンド活動は一生続けたい」と、役を超えたバンド愛を爆発させた。

そして、ポールを演じるために左利きでの演奏をマスターしたJUON。初演時には半年もの間、自宅で食事をする際も箸を右から左へ持ち替え、日常生活のすべてを「左利き」に塗り替えるという徹底した役作りを敢行。「脳が左での演奏を喜んでいる」という領域に達した彼が刻むビートは、バンドの屋台骨として凄まじい説得力を放っている。

ピート役の上口は「みんな調整が不可能な人たち(笑)。リハーサルから爆発している彼らを後ろから見て、毎日ゾクゾクしていた」と、バンドの生々しい熱量を伝える。さらには「後ろから毎日ゾクゾクしていた」と、彼ら5人がステージで放つ粗削りなエネルギーは、まさに当時のビートルズそのものだ。

今作から初参加の林は、実際に上達したドラムの腕前を披露。「練習で先生に褒められた」と明かし、ドラムの上口へ「お疲れ様です(笑)」と茶目っ気たっぷりに“宣戦布告”するほどチームに溶け込んでいる。アストリッド役の愛加も、演出の石丸から授かった「客席の人に嫌われてもいいくらいの強い女性で」という言葉を胸に、繊細かつ凛とした存在感で物語に彩りを添える。

歴史的な武道館公演で前座を務めた伝説の証人・尾藤イサオからも「一人ひとりが『俺は最高だ』と思ってやってほしい」と熱いエールが送られた。60年前、最も自分に手を振ってくれたのがジョージだったという歴史的な逸話を明かし、「お別れが寂しい。また機会があればぜひ一緒にやりたい」と、この若いビートルズたちとの別れを惜しんだ。

ビートルズという巨大な伝説の、その粗削りな原点。ファイナルにして最も熱い彼らの「鼓動」を、ぜひ劇場で目撃してほしい。

撮影:岡千里

取材会レポート

ゲネプロ前に行われた取材会には、戸塚祥太(A.B.C-Z)、加藤和樹、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、JUON(THE& ex FUZZY CONTROL)、上口耕平、愛加あゆ、林 翔太、尾藤イサオ、そして翻訳・演出の石丸さち子が登壇。レポーターより質疑応答が行われた。
また、今作でプレスリー役を演じる尾藤は、日本武道館で行われたビートルズの公演の来日時にメンバーが着用したことで知られる法被(はっぴ)姿で登場した。

――作品のお話に入る前に、尾藤さん、その法被(はっぴ)は、どのようなものなのでしょう。

尾藤: ビートルズが来日したのは、後にも先にもあの1回(1966年)きり。私はその武道館公演で前座を務めさせていただいたのですが、その時にこの法被をいただいたんです。「いつもハッピー・トゥギャザー(Happy Together)」。皆で一緒にハッピーに行きましょう、……答えになってますかね?(笑)
(一同笑い)
辰巳: ビートルズが飛行機から降りてきて、タラップで手を振っていた時の「あの法被」ですよ!
尾藤: 自宅にしまってあったのを、すっかり忘れてしまっていて。
辰巳: 初演・再演の時は出されなかったのに、来日60周年の今、出してくださった。これはもう運命ですね。
尾藤: ビートルズの前座をやらせてもらえるなんて、当時は考えもしなかったことです。それまで私が経験した中で一番大きな会場は、日劇ウエスタンカーニバルの3,000人弱。それが武道館は1万人ですから。その1万人の前で歌えたことは、本当に幸せでした。あっという間の60年ですね。

――ついにファイナル公演。ツアーを共にされてきた石丸さん、今のお気持ちはいかがですか?

石丸: 本当に感慨深いです。「ビートルズを演じていいのか」と、手探りで苦労しながら、一つひとつやってきました。あの頃のビートルズって記録が残ってなくて誰も知らない。アストリッドの写真やクラウスの絵が証言してくれているんですが、「何を描こうか」ということを、彼らの熱とあの頃のビートルズが叩いていた熱がこのファイナルになって一緒になったっていう、そんな実感があります。恐れも不安もなく、今ももう出ていきたくてたまらないビートルズがいて、なんだろう……「青春」という言葉を使うのは難しいんですが、年齢関係なく先のわからない未来に向かって疾走する。本質的に人間が持っているエネルギーというものを、再演目にして、彼らが本当に何の飾りもなくストレートにぶつかり合って、「人間ってこんなに滑稽で、激しく、悲しく、そしてこんなに生き抜こうとしてるんだ」という姿が見れる舞台です。そして、東京に来てまた少し変更もあります。劇場の空間が変わって、ものすごく生々しいライブ、そして洗練された荒々しいストレートプレイをお見せできると思います。ご期待ください。

――それでは、ビートルズの皆さんにお伺いします。3回目となりますが、苦労した点や楽しかったことなど、この作品にかける思いをお聞かせください。

戸塚: 今回ファイナルということで、たくさんのお客様、そしてたくさんのスタッフさんからも、この作品が愛されているんだなということを実感しております。 自分としては、そのたくさんの方々の気持ちを自分なりの色に変換して、ステージの上に優しく叩きつけていきたいと思っております。非常に楽しい時間を過ごさせてもらっています。もちろん厳しい瞬間やしんどい時もありましたけれど、みんなで一緒にそれを乗り越えた素敵な稽古の時間がありました。すごい喜びをみんなで共有できているのかなという気がしていて、「楽しかったな」っていう……(笑)。
加藤: まだね(笑)。
戸塚: まだ公演はありますけど(笑)。
辰巳: さらにね。
戸塚: さらに(笑)。水戸や豊橋、大阪のツアーを重ねてきての現在の状況なんですけれども、多分この後も自分の人生の中の端々で、きっと「ああ、あの時楽しかったな」って、みんなで笑っていたことを思い出すんだろうな、という気がしています。

――戸塚さんの音楽人生において、かなり影響があったのではないかと思いますが。

戸塚:めちゃくちゃ大きいですね。やっぱりビートルズで音楽を好きになった人は絶対に多いと思いますし。僕自身、ジョン・レノンの曲が中学校の時の英語の教科書に載っていて、それが最初の出会いでもありました。そこからジョン・レノンだったり、ビートルズに導かれてきたと言っても過言ではないかもしれないので。 今回のこの時間を、自分自身も、そしてお客様やスタッフさん、チームのみんなで共有できているというのが、本当に嬉しいです。

――ありがとうございます。加藤さんはいかがでしょうか。

加藤: 今回「ファイナル」と言っていますけれども、初演も再演の時もファイナルの心づもりでやってきたので、なんだか複雑な気持ちではあります。本当に一回一回、ファイナルにふさわしい熱量を持った公演になっていると思います。 それだけ我々は体を張って、命がけで「ザ・ビートルズ」というとてつもなく大きい存在に向き合って、向かい合って、そして彼らと共に進んできた公演だと思っております。大変だったのは、やはりこのビートルズをそれぞれが演じるということ。石丸さんもおっしゃいましたが、とんでもないエネルギーを持った彼らが、最初は本当に怖かったです。「自分がジョン・レノンなのか」とも思いましたし。 やっぱり一人では作れないところがあって、そこは本当にこのメンバー、そしてスタッフの皆さんに支えていただいて、ジョン・レノンとしてこの日々を生きてきています。このまま最後まで突っ走って、最後にみんなで「これでやりきったね」と笑い合えたらいいなと思っています。

――ジョン・レノンになるために、何かされてきたことはあるのでしょうか。

加藤: 初演の時はすごく悩んで「自分が引っ張っていかなきゃ」という思いもありましたが、今は「ただ自由でいればいいな」と(笑)。そうするとなんだか、みんながジョンにしてくれるんです。 だから今、自分一人で頑張ろうといった気負いは特にないですね。とにかくめちゃくちゃやれば、みんなが助けてくれる。すごく他力本願なジョン・レノンです(笑)。

――それだけ皆さんに信頼があるということですね。

加藤: 信頼しかないです。

――ありがとうございます。それでは、この作品のためにギターを始めた辰巳さんはいかがでしょうか。

辰巳: 正確に言いますと、この舞台に出たくて「ギターが弾ける」と嘘をついた、辰巳です。
(一同笑い)
辰巳: 当時、『BACKBEAT』を日本でやるという噂が演劇業界で流れていまして。「ふぉ~ゆ~のメンバーでギターが弾ける人いたっけ?」という話が出た時に、「うわっ、絶対『BACKBEAT』だ!」と思って。「僕、弾けます!」と言っちゃったんです(笑)。ギター初心者の第一の壁、Fコードをギリギリ弾けないぐらいなのに「弾けます」と嘘をつかせていただいて……(笑)。 (一同笑い)ただ、そのおかげで僕は、世界初とも言われているリードギターというポジションを築いたジョージ・ハリスンと出会うことができました。本当にギターのテクニックが必要な役なのですが、そこから7年が経ち、今では皆さんが「ジョージだよ」「ギタリストの手をしてるよ」と言ってくれる。自分の中でもずっとギターに触れ続けてきた7年間でした。何よりこの作品と出会って、「静かなビートルズ」と言われていたジョージが、ジョンやポール、リンゴにはない人懐っこさで、いろんな方とビートルズを繋げていったんだということを知りました。文献を読んだり、さち子(演出の石丸さちこ)さんとお話ししたり、残っている写真の表情を見たり……。 それこそ尾藤さんからは、来日公演の演奏中に一番手を振ってくれたのがジョージだった、というお話も伺いました。
加藤: そうなんですか?
尾藤: はい。
辰巳: そういう多くのことを皆さんと共有できたことで、自分なりのジョージ・ハリスンとして今ステージに立っている自信はすごくあります。 この7年間、バンドとして生きてきて、今回のツアーでも、ビートルズが「本当に売れたい、勝ち抜くぞ」と言っていた人生を、毎公演後先考えず本気で生きてきてしまいました。舞台としてはファイナルなのですが、このバンドとしては一生続けたいな、と。
(一同笑い)
辰巳: 本当に強い気持ちで。僕らはビートルズの魂をかなり胸に刻んでいるので、これからもバンド活動は続けたいと思います!
全員: アハハ!(拍手)

――いつか武道館を目指す、といった目標もあったりするんですか?

辰巳: そうですね……はいっ!(笑) いつかこの5人で! 今年はふぉ~ゆ~として武道館に立たせていただくのですが――
全員: そうだよ(笑)。
辰巳: ビートルズ来日60周年の今年、あのステージに4人組として立つ。そちらの覚悟もあるので、まずはふぉ~ゆ~での武道館をしっかり成功させたのちに、いつかこのバンドでも武道館に立ちたいです!
戸塚: 力強い!
辰巳: 嘘を本当にする男です!
(一同笑い)

――JUONさんも、普段とは違う弾き方(左利き)で大変だったところもあるかと思いますが、いかがでしょうか。

JUON: 普段の音楽活動では右で弾いているのですが、ポール(・マッカートニー)は左なので。初演の時は半年ぐらいずっと家で左で弾いていて、ご飯を食べながらも練習していました(笑)。僕は食べる時は左利きなんですけど、わざわざ右に変えたんですよ。そうしたら、だんだん脳みそが転換されていくのがわかってきて。今では変な話、右で弾くより左で弾く方が快感というか、脳が嬉しがっているんです。
全員: へえ~(感心)

――ご自身のお仕事の時も、左で弾くことはあるんですか?

JUON: そうですね……弾けるかな!?(笑)弾けるかなっていう問題はありますが、ちょっとやってみたいなとは思います(笑)。
辰巳: このバンドが続くときは……?
JUON: 左でしょう!
(一同笑い)

――そこはポールになりきって、ということですね。

JUON: そうですね。ポールだし、このバンドの一員として。

――歌い方についても意識されていますか?

JUON: どうですかね。昔からずっとビートルズを聴いてきましたし、初演からこの舞台に携われていることは自分の人生にとってこの上ない幸せの極みです。その中で、自分が見てきたビートルズをそのまま純粋にやっているだけですね。 あまり「作ろう」とやりすぎない方が、自然とポールになっていくという感覚が自分にはありました。自分の中から自然と出てくるものが、意外とポールのフィルターを通っていく道筋が見えたので、今はそれを信じてやっています。

――ありがとうございます。上口さんはいかがでしょうか。

上口: さっきジョン(加藤)が言った「毎公演がファイナル」というのは、まさにその通りで。僕はみんなを後ろから見ているので一番わかるのですが、皆さん、この作品に関しては「調整」が不可能なようなんです(笑)。
全員: あはは!
上口: 例えば「リハーサルだからセーブしようね」と言ったそばから、みんな爆発するんですよ(笑)。それを後ろから見ていると僕も「うわっ!」とテンションが上がっちゃって。地方公演でも、毎公演それぞれ違う爆発の形があって、何が起こるか毎日わからない。後ろからゾクゾクしながら見ていました。 今回の東京公演は19回ありますが、もうどうなってしまうか僕にもわからない。ただ、多分すごい景色が見えるんじゃないかと思っています。ぜひ目撃しに来ていただきたいです。僕はドラムセットの場所で、ゾクゾクする毎日を過ごしています。

――そのゾクゾクが、今回20曲以上もあるんですよね?

上口: そうなんです。だから毎日心配しているんですよ。「みんな、そんなに飛ばして大丈夫?」って。(一同笑い)もちろんやり切るとは思うのですが、心配と同時に楽しみが強いですね。「何が見えるんだろうな」「自分もどうなっちゃうんだろうな」と。今までの劇場よりもお客様との距離が近い分、一つになる感覚をより味わえるんじゃないかと楽しみにしています。

――ありがとうございます。そして今作から初参加の林さん。すでに絆が出来上がっているこのチームに参加してみて、いかがですか?

林: 最初はすごくドキドキしたんですけれど、今は毎日楽しんでやらせてもらっています。ドラムも今回初めて挑戦したのですが、最初のレッスンの時に先生からすごく褒められちゃって。
加藤: 天才なんですよ。
辰巳: 俺の時と真逆だ。俺の時は(先生に)驚かれたからね。
(一同笑い)
林: 初めてドラムに触ったんですけど、地方三箇所を回ってどんどん上達しちゃって。
全員: おおー(笑)。
林: ピート(上口)さん、お疲れ様です、みたいな。
(一同笑い)
辰巳: 宣戦布告だ!(笑)
上口: 早いぞ!宣戦布告は!
林: 絶対に5人で武道館に立ちたいと思います(笑)。
(一同笑い)

――ありがとうございます。そして、愛加さんは今回2回目の参加となりますが、皆さんの絆をご覧になっていかがですか?

愛加: 本当に、皆さんこれほど大変なライブを毎日重ねているのに、袖ではずっとずっと笑い合っていて……。
加藤:(人差し指を口に当てて)シーッ!
愛加: シーだった?(笑) ずっとふざけ合っていて、「ああ、男の子って面白いな」と思いながら見ていました(笑)。皆さんにすごく助けていただきながら、アストリッドとして舞台に立たせていただけて、幸せでございます。

――前回と比べて、成長ぶりや変化を感じるところはありますか?

愛加: 前回は必死な部分がとても多くて、この凄い作品に再演から入るということに大きなプレッシャーを感じていました。演出の(石丸)さちこ子さんともいろいろお話させていただいて、「ただの普通の女の子ではいけない」と。 今回特に印象に残っているのが、「客席の人に嫌われてもいいから、それぐらい強い女性であってほしい」という言葉をいただいたことです。アストリッドは、芸術にかける思いやスチュアートへの思いといった一本筋通ったものを達観して持ちながら、同時に繊細な部分も持っているという、すごく難しい役どころです。前回の時は必死すぎて、なかなか周囲とコミュニケーションが取れていなかったという反省点もありました。ですが今回は、前回を超えて皆さんと心を通わせられていることを、私自身も実感できています。皆さんと目を合わせて、心を通わせながら生きているのがすごく楽しいですし、その分、皆さんの楽しい雰囲気もダイレクトに伝わってきます。

――尾藤さん、本物のビートルズと同じ舞台に立った経験を持つ尾藤さんからご覧になって、この“ビートルズ”はいかがですか?

尾藤: 皆さんの話を聞いていて……とにかく一人ひとりが、楽器の演奏はもちろんそうですけれど、とにかく自信を持ってほしい。これから他のどんな仕事についても、「俺は最高だ、私は最高だ」と思ってやっていってほしいなと思います。……って、これもちょっと答えになってないかもしれませんけど(笑)。とにかく、私もこの5人のビートルズと7年前に初めて出会って、今の話を聞いていたら、本当にお別れするのが寂しいというか……。さっき(辰巳)雄大くんも言っていたように、武道館とはいかなくても、どこかで皆さんにまたお会いできる機会があったら、ぜひぜひ一緒にやりたいと思っております。

――では、最後に代表して加藤さん、戸塚さんからお客様へメッセージをお願いします。

加藤: 7年前に初演を迎えた『BACKBEAT』も再演を重ね、今回がいよいよファイナルとなります。本当に「これでもか」というぐらい思いの込もったストレートプレイです。演劇ファンの方だけでなく、ビートルズ好き、音楽好きの方も確実に楽しんで帰っていただける作品になっていますので、一度……いえ、二度三度と足を運んでいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

戸塚: 『BACKBEAT』ファイナルにして、最高傑作が出来上がりました。俳優が芝居をし、さらに生演奏もするという、なかなか他では味わえない作品になっていると思います。それでも、決して構えることなく気軽に劇場へ遊びに来てください。パーティーに来たという感覚で楽しんでもらえたら。一緒に楽しみましょう。ぜひ皆さん、劇場にお越しください!


公演概要
「BACKBEAT」
作 イアン・ソフトリー スティーヴン・ジェフリーズ
翻訳・演出 石丸さち子
音楽監督 森 大輔
出演 戸塚祥太(A.B.C-Z) 加藤和樹
辰巳雄大(ふぉ~ゆ~) JUON(THE& ex FUZZY CONTROL) 上口耕平
愛加あゆ・林翔太
鍛治直人 東山光明 田川景一 安楽信顕
尾藤イサオ
版権コーディネート シアターライツ
協力 ザ・ビートルズ・クラブ
企画 シーエイティプロデュース
製作 シーエイティプロデュース、テレビ朝日
公式サイト https://www.backbeat-stage.jp
公式 X @BackbeatStage
ハッシュタグ #バックビートファイナル
【プレビュー公演】 2026 年 4 月 12 日(日) ※公演終了
【愛知公演】 2026 年 4 月 17 日(金)~19 日(日) 穂の国とよはし芸術劇場 PLAT 主ホール
チケット料金 12,500 円(全席指定・税込/未就学児入場不可)
主催 キョードー東海 サンライズプロモーション大阪
お問合せ キョードーインフォメーション 0570-200-888(12:00~17:00 ※土日祝休業)
【大阪公演】2026 年 4 月 25 日(土)~26 日(日) SkyシアターMBS
チケット料金 12,500 円(全席指定・税込/未就学児入場不可)
主催 MBS テレビ サンライズプロモーション大阪
お問合せ キョードーインフォメーション 0570-200-888(12:00~17:00 ※土日祝休業)
【東京公演】2026 年 5 月 3 日(日祝)~17 日(日)  EX THEATER ROPPONGI
チケット料金 S 席 12,500 円/A 席 10,000 円(全席指定・税込/未就学児入場不可)
主催 シーエイティプロデュース テレビ朝日
お問合せ チケットスペース 03-3234-9999(10:00~15:00 ※休業日を除く)
【兵庫公演】2026 年 5 月 21 日(木)~24 日(日)  兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
チケット料金 12,500 円(全席指定・税込/未就学児入場不可)
主催 MBS テレビ 兵庫県 兵庫県立芸術文化センター サンライズプロモーション大阪
お問合せ キョードーインフォメーション 0570-200-888(12:00~17:00 ※土日祝休業