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松本幸四郎、青髪でブルーマン愛を熱弁 ブルーマングループワールドツアーIN JAPAN 制作発表記者会見

撮影:引地信彦

2022年4月2日(土)の仙台公演を皮切りに、東京、名古屋、大阪、福岡の計5都市で公演を予定しているブルーマングループ ワールドツアー IN JAPAN 2022。
そのワールドツアー開始に先駆け、2022年2月16日(水)、東京都内某所にて制作発表記者会見が行われ、特別ゲストとして歌舞伎俳優、松本幸四郎(49)が出席した。ブルーマンの大ファンという幸四郎は、この日は自身も前髪を青く染めて登壇。2011年に初めて公演を見たときを「衝撃的な時間だった」と振り返り、「ブルーマンになりたい」という願望も明かした。そしてブルーマンの最新映像や海外のブルーマングループメンバーと中継を結びトークが交わされた。

BLUE MAN GROUPは、アート・音楽・コメディ・テクノロジーが融合した唯一無二のアート・パフォーマンス・エンターテインメント。「ブルーマン」の名の通り、3人の青いパフォーマーが観客を巻き込みながら展開する予測不能なパフォーマンスは世界中の誰もが「直感的に」受け入れる事ができる、まさに「体感型」のエンターテインメントである。「ブルーマン」とは仮面を剥ぎ取った”人間の本質の象徴”で、独創的かつミステリアスでコミカルな彼らのパフォーマンスは、言語・人種・文化・性別・世代の境界を越え、あらゆる人々を魅了し続けている。

制作発表記者会見の様子

撮影:引地信彦

ーー2011年に、ブルーマンを初めてご覧になった感想は?

幸四郎「あのは勿論興奮しましたし、素直に楽しい気持ちになれた瞬間でもありましたし。もう一つは懐かしいというか、自分が子供の頃に遊んでいた事、要するにブルーマン達がやる事を家でやると必ず怒られそうだという事ですよね。子供の時に思っていた「こんな事やあんな事をやっちゃいたいな~」と思っていた事を、大人になって思い出させてくれた、そういうものを含めて楽しかったと興奮しました。」

シルク・ドゥ・ソレイユ ブルーマングループを代表し、ミュージックディレクターのバイロン・エステップ氏、ザ・ミュージシャン役のマッケンナ・トルファ氏、ブルーマン役のパフォーマー、パトリック・ニュートン氏の3名と海外中継が繋がれた。

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世界初公開ワールドツアー最新映像

ーーここ日本がワールドツアーの最初の開催地になった理由、そして今後のツアーの予定は?バイロン氏「日本という国は、私達ブルーマンの歴史の中でも特別な場所です。私達が日本での旅路を始めたのが2007年。六本木のインボイスシアターで6年の長期公演をさせていただいて多くのファンを作る事が出来ました。そこでは歌舞伎や和太鼓集団「鼓童」の皆さんとコラボレーションをする事ができ、特に鼓童はブルーマンに非常に大きな影響を与えて下さったグループです。そして2019年にツアーという形でまた日本に戻ってくる事ができ、3都市のツアーで7万人の皆さんにショーをお届けする事が出来ました。ですので今年、また再びツアーで戻ってこれる事を楽しみにしております。日本のツアーの後は韓国、インド、そして中東地域を周った後、ヨーロッパへと行きます。」

ーー事前に歌舞伎の映像を見てもらったが、率直な感想は?

パトリック氏「本当に素晴らしい大事な芸術の形だと思いました。そしてブルーマンとしても親しみを感じる芸術の形式だと思いました。勿論、私の知識は限られているので、日本へと行って、沢山の歌舞伎と触れたいという所もとても楽しみにしています。

幸四郎「歌舞伎も最初は人をどれだけ驚かせ、喜ばせ、刺激を与えるかという物として誕生をして、現在は歴史が出来て芸術として存在をしているような。でも観ている方々に感動をしていただくという事を目標としてやっている、生きた演劇・パフォーマンスだと思います。そういう意味では歌舞伎と共通する物があり、歌舞伎の精神には「傾く」というものがありますけど、言ってみればパンクの様な、ただただ斜に構えていくという事では無く、何か「信念の有るワル」という様なのが歌舞伎の根底にはあるかと思うので、そういう意味ではエンターテイメントであり、またある時には刺激や楽しみを感じられる存在だと、僕はブルーマンも近い存在だと感じました。沢山の歌舞伎と触れたいという所もとても楽しみにしています。」

撮影:引地信彦

最後に、歌舞伎ファンにはブルーマンのここを観て欲しいというメッセージを、と幸四郎に話が振られた。

幸四郎「歌舞伎は日本が400年以上前に作った文化の中から生まれたエンターテイメントだと思っています。それが歴史が出来、エンターテイメントとして存在しつつ、伝統芸能として存在しています。ただ、昔の日本人が「こういう物を作ったよ」という事を紹介をする役目では、無いと言ったら言い過ぎかもしれませんけども、それよりも自分は歌舞伎役者という風に名乗っていますし、劇場に来られた方にはお芝居を観て感動をして頂くのを目指してやっています。ですので、歴史ある伝統芸能ではありますけども、様々な方に感動をしていただく、驚いていただく、喜んでいただく為の演出であったり、演技であったり、踊りであったりしています。これはブルーマンに完全に置き換えられるものもあると思うんです。ブルーマンも「Blue man」というブランドになっています。あのパフォーマンス、あれを観たい、という事はまたそこに新しいパフォーマンスが生まれて、ずっと存在をし続けている。先程、対話とありましたが、毎日毎日、新たに進化をしていくエンターテイメントだと思っています。国境を越えて、というのも今は言葉として合うのかなという位、世界でひとつという時代に入っているんじゃないかなと思うので、そこで同じ精神を持ったブルーマンを是非、歌舞伎ファンの方にとっても観て頂いて興奮していただきたいと思います。」

撮影:引地信彦

ブルーマングループは、4月2日の仙台市を皮切りに国内の計5都市で公演予定で、今回は日本からワールドツアーをスタートする。


公演概要
ブルーマングループ ワールドツアー IN JAPAN 2022

【公演期間】
仙台公演:2022年4月2日(土)・3日(日)
東京公演:2022年4月6日(水)~5月8日(日)
名古屋公演:2022年5月11日(水)~5月15日(日)
大阪公演:2022年5月18日(水)~5月22日(日)
福岡公演:2022年5月27日(金)~5月29日(日)

【会場】
仙台:仙台サンプラザホール
東京:EXシアター六本木
名古屋:愛知県芸術劇場大ホール
大阪:オリックス劇場
福岡:福岡サンパレス

【公演時間】
約1時間40分(途中休憩無し)※予定

【チケット料金】
<仙台・名古屋>VIP席15,000円 ポンチョシート11,000円 S席9,800円(こども料金:7,800円) A席8,800円(こども料金:6,800円)
<東京>VIP席15,000円 ポンチョシート11,000円 S席9,800円 A席8,800円
<大阪>VIP席15,000円 ポンチョシート11,000円 S席9,800円(こども料金:7,800円) A席8,800円(こども料金:6,800円) B席7,800円(こども料金:5,800円)
<福岡>VIP席15,000円 ポンチョシート11,000円 S席9,800円(こども料金:7,800円) A席8,800円(こども料金:6,800円) B席6,000円

『VIP席』
(1) ポンチョシートでの前列保証
(2) 終演後、ブルーマンとミート&グリートのお約束
(3) オフィシャルグッズ付き
※特典の内容は変更になる可能性がございます。

『ポンチョシート』
舞台上で使用する水性塗料などが飛散することがありますので、お席に備え付けの
“ポンチョ”(無料)を着用の上お楽しみください。また、万が一の為、汚れても良い服装でお越しください。
(全席指定・税込)
※未就学児入場不可
※こども料金は2022年度に小中学生の方が対象
※こども料金はS席、A席のみとなります

【出演者】
ブルーマングループ

【STAFF】
仙台公演主催:仙台放送
東京公演主催:ブルーマングループワールドツアー 東京公演 製作委員会(アミューズ/読売新聞社/トリックスターエンターテインメント/ぴあ/イープラス/クリエイティブマンプロダクション/ライブエグザム/ローソンチケット)
名古屋公演主催:中京テレビ放送
大阪公演主催:BMGWT IN JAPAN 大阪公演 製作委員会(読売テレビ/FM802/FMCOCOLO/キョードーグループ/ぴあ/トリックスターエンターテインメント)
福岡公演主催:主催:BMGWT IN JAPAN 福岡公演 製作委員会(RKB毎日放送/キョードー西日本/ぴあ/トリックスターエンターテインメント)

【公式HP】https://www.blueman.jp/