「見終えた時の満足感は必ずお約束します」五関晃一×和田優希×久保廉 舞台『悪の花』スペシャルインタビュー
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2026年3月6日(金)より、東京・IMM THEATERと大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される舞台『悪の花』。
本作の原作は、世界的大ヒット作「愛の不時着」などで知られる韓国の制作会社スタジオドラゴンが手掛けたドラマ「悪の花」です。韓国の“百想芸術大賞”で演出賞を受賞するなど高く評価された名作が、今回、世界で初めて舞台化されます。
今回、18年前の殺人事件を背負い、嘘の人生を生きる主人公ト・ヒョンス役の五関晃一、身分を奪われた男ペク・ヒソン役の和田優希、そして最年少刑事イム・ホジュンを演じる久保廉の3名にインタビューを実施。作品の魅力や役作りへの意気込みを語ってもらいました。
ーー世界的大ヒットの韓国ドラマ『悪の花』、世界初の舞台化に出演が決まった時の気持ちは?
五関 最初に作品資料をいただいたのですが、あらすじだけでも十分に引き込まれました。金属工芸作家として活躍し、美しい妻もいるペク・ヒソン。だが彼の本当の名前はト・ヒョンスで、18年前のある殺人事件を背負い、身分を偽って生きてきた男だった。つまり僕は今回、舞台上で二重に役を演じることになるんです。この複雑な設定にとても興味を持ちました。決して容易な役ではありませんが、だからこそ挑んでみたい。そう思わせてくれる作品でした。
ーー原作であるドラマはご存知でしたか?
五関 オファーをいただいて初めて知ったのですが、2020年の放送以来、今もなお人気の高い作品だと伺いました。その作品を世界で初めて舞台化し、その主演を自分に任せていただいたというプレッシャーは少なからず感じています。ですが、(脚本・演出の)鈴木勝秀さんのもと、僕たちのカンパニーで新しい『悪の花』をお見せするというマインドで挑戦するつもりです。
――身分を取られた男、ペク・ヒソンを演じる和田さんは?
和田 まずは作品のあらすじから目を通させてもらったのですが、短くまとめられた中に結構とんでもない展開が書いてあり、「これがよく聞く韓国ドラマというものか!」と感心しました。じつは今まで韓国ドラマには触れる機会がなかったんです。なのでペク・ヒソンを演じるための準備ができればと早速原作ドラマを拝見したのですが、全話完走したことによって「こんな複雑な役を自分にできるのか!?」と、プレッシャーを感じています(笑)。これは準備して挑む役じゃない。唯一できることがあるとすれば、徹底的に和田優希の色を消すことだ。そう思いました。
五関 和田はドラマ全話見終えたんだ。さっき久保は「和田くんはドラマ絶対見てないっす」って言ってたよ。
久保 見てましたね! 意外です。
和田 なんでだよっ(笑)。そういう久保は見たの?
久保 見ている最中です!
五関 僕はこれから見るか、あえて見ないでやるか…というところですね。
久保 五関くんにも見てほしいけど、あえての役作りかもしれない…!僕はもともと韓国ドラマが大好きで、『悪の花』を生み出したスタジオドラゴンさん制作の『愛の不時着』にハマって以来、いろいろな作品を見ています。なので韓国ドラマ原作の舞台に出演できると聞いて、とても嬉しかったです!サスペンスものはあまり見てこなかったので、そこだけ心配だったのですが、僕の演じるイム・ホジュンは元気な若手刑事ということで安心しました(笑)。重たい題材なので、自分が登場することで観客の皆さんにホッとしてもらえるような空気を出したいです。
ーー台本を読んだ印象は?
五関 あらすじの続きが気になっていたこともあり、まずは演じることを忘れて小説のように読み進めたのですが、急展開していくストーリーにどんどん引き込まれました。登場人物たちが複雑に絡み合っているんですよ。なるほど、そういうことか、と最後まで気持ちが途切れることなく読み終えることができました。観にきてくださった方々に、僕が作品に引きこまれた感覚をそのまま味わってもらえたらいいですね。
久保 僕も「この先どうなるの!?」っていう感じでページを捲る手が止まらなかったです。あと、僕は五関くんとは逆で自分のセリフを探しながら読んでいったので、イム・ホジュンの名前が出てくるたびにテンション上がってました(笑)。
五関 その気持ちも、わかるよ。
和田 僕は台本をざっと読んで、ドラマを見て、また台本に戻ったんですけど、ぐちゃぐちゃに絡まっている紐の塊を少しずつ解いていくような感覚になれました。あと、これはいつもやっていることなのですが、台本を読んで受けた自分の役に対する印象をスマホに打ち込んでいきました。
五関 へ〜、ちゃんと役作りしてるんだね。
久保 和田くんカッコいい! って初めて思いました。
和田 初めてかよっ(笑)。感覚的にひらめいた言葉をつらつらメモしていくだけなんですけど、一番最初に書いた言葉が「低反発ベッド」でした。
久保 なにそれ!
和田 押されたら押された分だけ変形するけれど、時間が経ったら元の形に戻ろうとする。つまり周りの影響を受けまくってはいるけれど、芯は持っている青年なんだという印象を受けました。
――五関さんは和田さんが演じるペク・ヒソンの名を借りて生きていくわけですが、今のお話を聞いて、どう思われましたか?
五関 睡眠を大事にしている子なんだなと思いました。
久保 「低反発ベッド」の話ですか!(笑)
和田 ワハハ!
五関 ト・ヒョンスは18年もの間、ペク・ヒソンと偽って生きてきた。あらすじを読んだ段階では、その理由は自分本位な悪意から生まれたものではないかと予想していたんです。それが台本を読んで本当の理由を知った今なら、和田の言った「低反発ベッド」の意味も、なんとなくわかります。
ーーあらすじから受けた印象と、最後まで読み切った印象がガラっと変わったというわけですね。
五関 変わりましたね。過去の殺人事件の真相に迫っていくハードなサスペンスでありながら、究極のラブストーリーでもあるんです。愛を知ったことで彼の計画に綻びが出る。同時に、人として成長もしていく。ここがただのサスペンスではないところで。さらに妻の職業が事件を追う刑事だという設定も、物語をさらに面白くしています。僕も稽古を通して、妻であるチャ・ジウォンを演じる海乃美月さんを始め、魅力的な共演者の皆さんからたくさん影響を受けて、受けた分だけ形を変えて、例えるなら「低反発ベッド」のように演じていければ。
久保 五関くん!それ、和田くんの言ってたやつです!
和田 いや、もしかしたら、すでに五関くんの中にペク・ヒソンが入ってるのかもしれない…!?
――これまで鈴木さんとお仕事をされたことがあるのは和田さんだけですね。
和田 2022年の初主演舞台で、スズカツ(鈴木)さんには大変お世話になりました。
五関 それにしては、再会した時にすごく緊張してたよね?さっき僕がスズカツさんとお話していたんですよ。A.B.C-Zは僕以外、みんなお世話になっていたのでメンバーの話をしたり、和田と久保の話にもなって。そしたらスズカツさんから「俺は稽古場では絶対に怒らない。そんな俺が唯一怒ったのが和田だ」と聞いたところに、和田がとんでもない低姿勢で現れたもんだから、思わず笑っちゃいました(笑)。
久保 怒らない人に、なんで怒られたんですか?
和田 スズカツさん、芝居の上手い下手では本当に怒らないです。おそらく当時の僕から前向きな姿勢が見られなかったんだと思います。でも、最終的にはめちゃくちゃ褒めてもらえたんです!スズカツさんのおかげで舞台もお芝居も大好きになれました。大恩人です。
五関 そうそう、それも聞いたよ。今回の役を任されたことで、今は絶大な信頼を受けているってことがわかる。これでまた今回の稽古場で怒られたら、それはそれで面白いけど(笑)。
和田 そうならないためにも、成長したところを見せられるよう、全力で頑張っていきます!
久保 僕もさっきスズカツさんにご挨拶させていただいたら、「自由に演じていいよ」って言ってもらえたので、原作を守りながらも自由に自分を出していきたいと思います。
五関 僕もスズカツさんの演出に身を委ねます。
ーー最後に公演への意気込みを!
久保 久保廉として独り立ちして、初めて出演する舞台になります。原作がある舞台も初めてだし、五関くんと和田くんとガッツリ組ませていただくのも初めて。初めて尽くしの作品になりますが、自分にできることをひとつでも多く見つけながら、複雑な物語を支えられるようなお芝居を目指します。
和田 偉大な先輩である五関くん、後輩の久保廉、素晴らしいキャストの皆さんに、ひとりの演者として張り合えるように全力で頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。
五関 非常に複雑な人間関係と過去を背負ったストーリーですが、絡み合った糸が解けた時の気持ちよさや、心が温かくなるシーンもあって、見終えた時の満足感は必ずお約束します。スズカツさんが原作ドラマの脚本家ユ・ジョンヒさんと相談しながら書き足した舞台のオリジナルシーンもあるそうなので、原作ファンの方にも新たに楽しんでいただけると思います。ぜひ劇場に遊びに来てください。
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スタイリスト:ゴウダアツコ
ヘアメイク:中原雅子(My Miracle)
撮影:川面健吾
テキスト:瀬尾水穂
舞台『悪の花』は、東京公演を2026年3月6日(金)~3月15日(日) IMM THEATER にて、大阪公演を3月28日(土)~3月29日(日)森ノ宮ピロティホールにて上演。オフィシャル2次先着先行を2月10日(火)23:59まで受付。詳しくは、公式HPを参照(https://akunohana-stage.jp/schedule.html#ticket)
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公演概要
舞台『悪の花』
【原作】 「悪の花」(製作:STUDIO DRAGON 脚本:ユ・ジョンヒ)
【脚本・演出】 鈴木勝秀
【出演】五関晃一/海乃美月/和田優希、久保廉/安西慎太郎 久保田秀敏、宮下雄也/みのすけ、水夏希/羽場裕一
【日程・会場】
<東京公演>2026年3月6日(金)~3月15日(日)IMM THEATE
公演に関するお問い合わせ:公演事務局 https://supportform.jp/event(平日10:00〜17:00)
※お問い合わせは24時間承っておりますがご対応は営業時間内とさせていただきます。
なお、内容によってはご回答までに少々お時間をいただく場合もございますので
予めご了承いただけますようお願い申し上げます。
<大阪公演>2026年3月28日(土)~3月29日(日)森ノ宮ピロティホール
公演に関するお問い合わせ: キョードーインフォメーション
0570-200-888(12:00~17:00 ※土日祝休)
【チケット料金(東京・大阪=共通)】全席指定 12,000円(税込)
※ご購入後の返金・クレーム及びお席の振替は一切お受けできません。予めご了承ください。
※本公演のチケットは「チケット不正転売禁止法」の対象となる「特定興行入場券」として販売いたします。
主催者の同意のない有償譲渡は禁止されています。
【チケット一般発売日】 2026年2月15日(日)10:00~
【公式HP】https://akunohana-stage.jp/
【公式X】@akunohana_stage #悪の花
【企画協力】 Studio Dragon Corporation
【企画・制作・主催】 エイベックス・フィルムレーベルズ/エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ