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「クローズドだからこそできること」安田章大と古田新太、7年ぶりの舞台共演『音楽劇 ポルノスター』東京公演開幕

安田章大と古田新太が7年ぶりに舞台で共演する、PARCO & CUBEproduce 2026『音楽劇 ポルノスター』が大阪公演を経て、3月28日(土)より東京・新国立劇場 中劇場にて上演する。公演を前に27日(金)同劇場にてプレスコールと囲み取材が行われ、安田、古田に加え、共演者の高岡早紀、川島海荷、山崎静代と作・演出画の青木豪が登場した。

近年、歌舞伎の新作書き下ろしや、劇団四季などの大規模作品で演出を手掛け、目覚ましい活躍を見せる青木豪。緻密な人間描写と卓越した発想力で、ジャンルにとらわれず、常に演劇界の第一線を走り続けています。その青木がパルコ・プロデュース公演で作・演出を手掛け、2019 年に上演した『マニアック』(安田章大・古田新太初共演作)、2024 年『あのよこのよ』(安田章大主演)は、大好評のうちに幕を閉じた。
そして 2026年。再び青木豪書き下ろしのもと、安田章大と古田新太が 7 年ぶりに舞台で共演いたします。二人が挑むのは、ブラックな笑いを散りばめた“不条理犯罪ファンタジー音楽劇”。仕掛けられた罠と残虐な犯罪が交錯する、予測不能な物語が展開される。

共演には高岡早紀、川島海荷、山崎静代、小松利昌、村木仁、南誉士広と、狂気の青木ワールドを余すところなく魅せる豪華キャスト陣が集結。
そして、本作の音楽監督を手掛けるのは、地下セクシーアイドルユニット「ベッド・イン」の益子寺かおりと中尊寺まい。
80年代末~90 年代初頭のバブル文化をリスペクトし、ボディコン衣装に身を包んで活動する彼女たちが、本作に唯一無二の華やかさを添える。エキセントリックな登場人物たちが、80 年代のディスコサウンドに載せて繰り広げる、明るいエロティシズムとナンセンスの狂騒!誰も見たことのない、狂喜乱舞の音楽劇が今ここに誕生する。

取材会コメント

――大阪公演から始まりましたが、大阪の思い出はありますか?

安田:思い出は…みんなでいっぱい杯を交わしました(笑)。お芝居もしっかりみんなで作り上げながら、裏でもちゃんとお話をして・・っていう時間が多かったと思います。

――どんなところで杯を交わされたんですか。

安田:主に居酒屋ですね。クローズドじゃないですよね?(古田の方の見ながら)
古田:うん。
安田:別に個室でもなく、みんなでいるんですけど、(ほかのお客様から)「あっ!」とも言われてないですよね(笑)。
古田:人気がないから。
(一同笑い)
安田:よく舞台やれてる(笑)。

――古田さんはこのメンバーの雰囲気はいかがですか。

古田:今日のプレスコールは、苦手なヤツがあんまり出てなかったので息が合ってたと思います。
(一同笑い)
安田:どんなカンパニー!?
川島:みんな出てたと思うんだけど(笑)。
安田:いつもこうやってギャグしか言わないですね(笑)。ご飯の時も。

――今はご飯を食べている時の雰囲気でしょうか(笑)。

安田:いつも通りです。楽屋でもこんな感じで、新太さんがいるところにみんなが勝手に集まってお喋りしているっていう時間が多いかもしれません。

――高岡さんから見て、カンパニーの雰囲気はいかがですか。

高岡:私は古田さんとも10数年ぶりですし、安田さんとももう10年経つのかな?舞台は。大阪から始まりましたけど、大阪出身の方が多いのでノリがいいといいますか、舞台でもそのまんまと言いますか。安田さんも仰っていましたが、みんなで稽古後や本番後にご飯に行って、その息の合った感じがまさに舞台の上にも乗っかり、すごくいい雰囲気で楽しくやらせていただいています。

――十数年ぶりに共演した安田さんの印象はいかがでしたか。

高岡:(安田を見て)大人になってる!(笑)
安田:そりゃそうでしょ!
(一同笑い)
安田:10歳分年をとったんですから。
高岡:10年…?
安田:10年?11年?ぶりとかだと思います。なので、その時から考えれば11歳しっかり年をとってますから。
高岡:もっと若々しかったもんね。
安田:やめてくださいよ!
(一同笑い)
安田:(マスコミに向かって)これ使うのなしですからね!もっとっぱい使うところありますからっ。
(一同笑い)
古田:若々しさがなくなった。
安田:やめてください!愁いを帯びたとか言ってください(笑)。大人になりました。渋くなりましたね。
高岡:そうですね。
安田:自分で言うのなんやろな…(笑)。

(一同笑い)

――安田さんから見た高岡さんは?

安田:高岡さんは、変わらないですね。
高岡:え!?
安田:常々自分のことをキープしながら、終始仕事と向き合われているからこそ、影で努力してるタイプなんだろうなっていう風に…
高岡:何を言ってるの(笑)。
安田:いや、じゃないと、キープしていくっていうの大変じゃないですか。
高岡:ありがとうございます。
安田:どういたしまして(笑)。って思いました。それは一緒にお話ししていてもそうですし、舞台の上に一緒に立っていてもそう思います。

――今回、ダンスもありますね。

高岡:ダンスは慣れてないので、ほんとに古田さんに引っ張ってもらって頑張らせてもらっています。「違うよ」「わかってます」とか言いながら(笑)。
古田:ふふふっ。
高岡:しょっちゅう間違えてすみません。(古田に向かって軽く頭を下げる)
古田:いえ(笑)。

――古田さんは高岡さんとご夫婦の役どころですが、いかがですか。

古田:奥様の役はこれまでも何回もやってるからね。
高岡:そうですね。
古田:だから、独身だったら結婚を申し込んでる。
(一同笑い)
安田:そうなんや。ってなりますよ。
高岡:この間、結婚申し込んでくれましたよね(笑)?
古田:うん。そうそうそうそう。
高岡:でも、間違えたって言ってました(笑)。ご結婚されてますから。
安田:間違えたんです。

――川島さんはそんなお二人の娘役ですが、いかがですか。

川島:私は今回初めましての方が多くて、キャストの皆さんを見た時に「怖いな」って思ったんです(笑)。ほんとに皆さん個性が強い方ばかりなんですけど、そこで波長が合ってるのがほんとに不思議なカンパニーだなと思います。古田さんと高岡さんにめっちゃドSで当たり散らかす役なので、裏では謙虚にいるように気を付けてます(笑)。
古田:そうなの?
川島:はい(笑)。

(一同笑い)

――しずちゃんは安田さんのお姉さん役ですが、いかがですか?

山崎:7年前もご一緒させてもらったんですけど、今回は兄弟の役で前回よりも関係性が強い役になっています。この座組みに参加させてもらってすごく楽しくてほんとにありがたいなと思っています。相方の山ちゃん(山里亮太)と一緒にいるより心地いい(笑)。

(一同笑い)

――山里さんに何か伝えなくていいですか?

山崎:山ちゃんは私の舞台は観に来たことがなかったんですけど、7年前の『マニアック』を初めて観に来たんです。そして今回も来るって言ってました。最近、私のことをすごい“女優ぶってる”って言われるんです。「”ネタ”のことを”本”って言い出した」とか「戯曲とかやたら言うようになった」っていうので、“ぶってる”って言われてるんですけど、今回観に来るので思いっきり“ぶってやろう”と思います。
(一同笑い)

――青木さん、今回は地上波ではできない、舞台ならではの作品だと思いますが。

青木:とにかく楽しんでいただけたらと思っています。大阪のお客さんもだいぶ楽しんでくださったみたいなので、そういう意味ではとても安心して見てられるかなと思っています。

――このメンバーがよく揃いましたね。

青木:古田さんのおかげです。古田さんが「やろうぜ!」って言ってくれて。僕もそうなんですけど、みんなが集まってくれました。

――では、青木さんにとっては満足のいく舞台に仕上がったということでしょうか。

青木:そうですね。毎回普通に楽しんで観てるだけなので(笑)。ニコニコしながら観ているだけです(笑)。

――先ほど、しずちゃんから山ちゃんが観にくるというお話もありましたが、安田さんはメンバーの皆さんが来られる予定はあるんでしょうか。

安田:んー。知らないですね(笑)。舞台やってるよっていう報告もやらないですし、観に来てよとも言わないです。ただ、行きたいなと思ってくれてるメンバーはいるみたいで、マネージャーさんに言ってるみたいです。僕には言ってこないです(笑)。大倉(大倉忠義)からは「新太さん出てるんやろ?行けたら行きたいな」って言ってました。「行きたいな」でええのになって(笑)。
(一同笑い)
安田:マル(丸山隆平)も、同じ時期に舞台をやってるので、「行きたいわ」って言ってますけど、あの子も忙しいんでね。

――(丸山さんの取材に行った際に聞いたんですが)丸山さんは毎回こっそり行ってるみたいですよ。

安田:一回も連絡来ないです(笑)。行った後の感想も来ないです。

――丸山さんに楽屋に挨拶は行かれないですかって聞いたら「疲れてると思うので行きません」と言ってました。

安田:僕もマルの舞台に行きましたけど、何も言ってないです。感想も言ってないです(笑)。

――初日に「頑張ってな」っていう連絡をくれたって言ってました。

安田:お互いに頑張ろうなというだけの暗黙の感じです(笑)。

――丸山さんから連絡は来ました?

安田:今日は来てないです。恥ずかしいですからね(笑)。

――安田さんと古田さんは7年ぶりの舞台共演となりますが、7年でお互いに変わったところやパワーアップしたところなどありましたか。

安田:巨木の幹がより太くなったなという感覚があります。カブトムシやクワガタが蜜につられてその幹に集まってくるような感じで、みんなが古田さんのところに寄っていってる。以前よりも逞しさ、貫禄、そしてみんなが寄っていきたくなる、頼りたくなるというところが月日を重ねて熟されてらっしゃるなという風に感じます。
古田:(安田は)若々しさがなくなった。
(一同笑い)
安田:言い方もっとありません?(笑)。もうちょっと違う言い方ありますよね?言葉を変えたらいいじゃないですか(笑)。
古田:いやいや。当然だけど芝居も上手くなってるし…
安田:そうそう。そういうの言ってください。
古田:大人になったというか。セリフ術にしても、舞台の立ち方にしても、若々しさがなくなった。
安田:えっ!違うな!?
古田:良いこと言ってそうで違うこと言ってる!なんかまとまりがおかしい。
古田:いやいや。頼りになる存在になったんじゃないかなと思います。

――今回、座長として意識していることはありますか?

安田:このキャストで舞台に立っている時、自分が胸を張らなきゃっというのはないんです。みんながちゃんと軸になって立ってるので。強者が揃っていると全員でバトンを渡していっているという感覚が強いです。

――古田さんは安田さんの座長っぷりはいかがですか。

古田:ほんとに頼りになりますよ。どんなカンパニーに行っても「こいつだけは許さん」というヤツはいますから。
安田:いんのかいっ。それ、なくていい話ですよね(笑)。
(一同笑い)
古田:だから、今回ここにいるメンバーはみんな頼りになるという感じですね。

――では、最後に安田さんよりお客様へのメッセージをお願いします。

安田:音楽劇『ポルノスター』でしか見れないキャラクターたちが、この舞台の上でしか暴れられない環境で暴れています。テレビでは流れないような内容です。クローズドだからこそできることなので、ぜひ観に来てください。よろしくお願いいたします。明るいエロっていいですよ(笑)。最高です。

マスコミ向けに行われたプレスコールでは3シーンを披露

まずは、物私立探偵の森田林深志(安田)と姉の緑(山崎)が、探偵事務所で家庭の問題について話しているところに、依頼人の開業医・鶏野村誠也(古田)と娘のマリア(川島)がやってくる場面から始まる。マリアは言いたいことを父親に耳打ちするという奇妙な親子をみせる。誠也の目的は、バンドメンバーとして、深志の知人であるAV男優兼薬剤師のドリオ(小松)を捜すこと。安田と古田による丁々発止のやり取りは、芸達者な二人ならではの大きな見どころだ。劇中、タイトルでもある媚薬「ポルノスター」の名が放たれると、舞台は一変。きらびやかな照明の下、安田を中心に歌とダンスが繰り広げられるファンタジックな世界へ。
さらにマジックやSMシーンなど、一癖も二癖もある怒涛の展開を予感させるステージに。

最後のシーンでは、本作の音楽監修も務めるベッド・イン(益子寺かおり・中尊寺まい)も登場。安田と中尊寺による華麗なツインギターに、益子寺の美声が重なる本格的なセッションは、劇場を一気にライブ会場へと変貌させた。
演奏後、安田と中尊寺が息ぴったりに握手を交わす一幕も。音楽劇としてのクオリティの高さを存分に見せつけ、プレスコールは期待感に満ちたまま幕を閉じた。

撮影:加藤幸広


公演概要
PARCO & CUBE produce 2026 『音楽劇 ポルノスター』
作・演出 青木豪
出演 安田章大 古田新太 高岡早紀 川島海荷 山崎静代 小松利昌 村木仁 南誉士広 ほか
企画・製作 パルコ/キューブ
公式サイト https://stage.parco.jp/program/pornostar
ハッシュタグ #音楽劇ポルノスター
<東京公演>
2026年3月28日(土)~4月12日(日) 新国立劇場 中劇場
[チケットに関して] サンライズプロモーション 0570-00-3337(平日 12:00~15:00)
[公演に関して] パルコステージ 03-3477-5858
<福岡公演>
2026年4月18日(土)〜19日(日) 久留米シティプラザ ザ・グランドホール
お問合せ ピクニックチケットセンター 050-3539-8330(平日 12:00~15:00)
<大阪公演>※公演終了※
2026年3月8日(日)〜16日(月) 森ノ宮ピロティホール
お問合せ キョードーインフォメーション 0570-200-888(12:00~17:00 ※土日・祝除く)